個人的にオトメイト産の乙女ゲームの攻略対象として髭面はもちろんのこと顔に傷がある男というのが珍しいな〜!と感じてます。うめめもこういうキャラを声に当てるのアニメや吹き替え系ではあれど乙女向けというか女性をターゲットにした作品では珍しいな〜!と感じてます。そこが史実を基とした作品らしさであり弁慶というキャラで言えばこういうキャラがイメージに近いな!と思いました(遙か3の弁慶見つつ)

個人的に大勝利√と化しました弁慶√です。

では感想スタートです↓

絶対的忠誠×家来

武蔵坊弁慶(cv:梅原裕一郎)

 比叡山延暦寺に身を置いていたが、京の都で平家と問題を起こし放逐された僧。その後、都で平家相手に刀狩りをしていたが、遮那王に倒されたことで主従関係を結ぶ。

裏表のない気持ちの良い性格で、僧兵としての腕は優れている。もともと、放逐される前から横暴な行いの目立つ平家には不満があり、源氏の子でもある遮那王には心から付き従う。

感想

個人的に初見教経√で心を傾ける先がわからんくなってイマイチ心の底から萌えたりすることが出来なくてウーーンって感じだったんですがその点弁慶√は仲間√なのでそういうのがなくてめちゃくちゃ心の底から楽しめました!

京で平家に追われる遮那と春玄。それを助ける弁慶だったがその先に川に飛び込み逃げたものだから着物が濡れてしまい風邪を引いてしまうと脱がそうとしたところで遮那が女であることを知ってしまう弁慶。それに遮那は礼を告げた後女ではなく男として扱ってくれと言いそれに頷く弁慶。その言葉通り恋心を自覚するまではしっかりと男として扱ってくれる弁慶の優しさであり素直さにすごくいいな〜!ってなりました。その後平家に追われて平泉へと向かう遮那達。

弁慶√はおそらく共通が知盛と同じなのでそのせいか知盛が敵として立ちはだかって異様なほど遮那に対する執着見せていてめちゃくちゃ怖かったです。

平泉に向かう際も立ちはだかり弁慶はかなりの重傷を負ってしまうのだが弁慶の気持ちが届いたのか比叡山の僧達が立ちはだかり知盛は手を引くしかなくなる。弁慶の遮那を守るために命を投げ出さんとする忠義に命を粗末にするな!と怒る遮那。遮那のそう言う優しさがますます弁慶の忠義を強くするんですよね……

そして平泉にて、外で起こっている平家の悪行やらなんやらそして源氏の頼朝が挙兵しそれに遮那に声がかかる。そして弁慶の平家に対する恨みを知る遮那。だから自分に使えるのか?と遮那は聞くがそれに弁慶は首を振る。

「弁慶は…私に期待しているのか?私に源氏として平家を倒して欲しいと」

「いいえ。それは違いまする。」

「確かにはじめは殿が源氏の御曹司であると知りお仕えしたく思いました。ですが、殿のお考えや優しさに触れた今、拙者が主と定めたるは殿のお血筋ではなく、その御心にござる」

「そして家来になったからには殿がどのような生き方をなさろうと、拙者はそれに従うまで」

「…どのような生き方でもいい。そう申すか」

「はい」

「私がこのまま何も成さず、この平泉で一生を終えようとも良いと?」

「はい」

「源氏として立つこともなく、何者にもならず、平家から一生逃げて回るとしても?」

「はい」

「…はいばかりではないか。私が何をしても受け入れると言うのか」

「はい」

「…!」

「以前、京で誓った言葉に偽りはありませぬ。拙者の命はあなたのもの…殿の向かわれる道が拙者の道にござる。お好きなように生きてくだされ。遮那王殿」

「あなたの歩む道がどのような道であろうとも。どのようなら生き方を選ばれようとも。…弁慶は何処までもお供致します」

「弁慶…」

(お前はどんな私でも受け入れてくれるのか…)

「…全く、弁慶は私に甘すぎるな。お前がそんな風だとどんどん甘え癖がついてしまいそうだ…情けない主人のことを諌めるくらいでもいいのだぞ」

「はっはっはっはっはっ。それはご容赦下され。拙者の性分という他ありませぬ。それに、殿は十分すぎるほどご自身を律しておられます故」

「…そうか。お前がそう言うなら仕方ない」

***

自分らしく男でも女でもなくただの遮那として生きたいと願ってる遮那にとってはめちゃくちゃ救われてしまう言葉で本当弁慶は光の男だな〜!って感じる好き


そしてこの言葉を受け、源氏のためではなく民を救うために戦うことを決意する遮那。

しかしその先々で知盛、重衡が立ちはだかり一度捕まり囚われてしまう遮那。そしてそこで二人の口から遮那についての真実が一つ明かされる。

遮那は知盛達と同じく人の気を喰らうことの出来る化け物のような存在であること。

平家では知盛の血を継ぐ者だけがその力を受け継いでいて遮那の本当の父親はこの力が示すように知盛であること。その言葉に絶望してしまう遮那だったがなんとか自分を奮い立て、忌み嫌うその力を使い知盛の隙をつき逃げ出す遮那。逃げ出した先で弁慶と再会し療養も兼ねて鞍馬寺で過ごすことに。そしてそこで弁慶との特訓の末力を使いながらも理性を保つことに成功する遮那。

そして遮那は知盛達に囚われた際のことを恐れ自分が人でない妖のような存在であることを怯え恐れた。そしてそんな遮那の弱さを知った弁慶は遮那は男として育てられた源九郎義経でありそれに引けに取らない強さを持っていたがそれでもやはりか弱く庇護される少女なのだと遮那の涙を見て思ってしまう。弁慶√の知盛は遮那の絶望し涙する姿が見たいがために痛ぶるが弁慶は遮那の笑顔が見たいからこそ遮那の涙を見てもう泣かせない、笑わせてあげたいとなるのが対照的で弁慶はやっぱりめちゃくちゃ光属性の男で好き〜!!!!となりました。

そして弁慶は遮那に京や世間での現状を告げずこのまま遮那には鞍馬寺で平穏に過ごして欲しいと思ってしまう。しかし、遮那の元に高綱がやってきたことでその嘘はバレてしまう。平家が倒された後の京は義仲軍によりさらに廃れていってしまい後白河法皇の命で義仲軍討伐の命が下る。一度は平家から遮那を助け出すために義仲軍に入っていた弁慶達だったが平家が倒された後は義仲軍の動きを止めようと奮闘していて弁慶も遮那に隠れて戦っていた。

遮那は自分を想っての弁慶の優しいに心が温かく、そして痛みながら弁慶恥じない主になると決意を新たにして戦地へと赴いていく。

その先で遮那を攫った張本人である重衡を一度倒すが重衡は敵味方関係なく気を食らったからか生き延びあまつさえ姉である徳子の気も喰らい殺してしまう。

そして舞台は壇ノ浦の戦い。知盛、そして生きていた重衡と刃を交わらせる遮那。

その末、気をくらいすぎその力の血に飲まれた重衡は暴走。そして最終的にはボロボロのまま気を喰らっても回復出来なくなりながらも兄である知盛を喰らいそして知盛もそれを受け入れ入水し死んだいった。

そしてEDへ入り二人は戦地から退き平穏な日々を過ごしていくーーという感じになりました。

弁慶の想いを通じ合わせる前は殿って呼んでたのに想いを通じ合せた後はって呼ぶようになる変化が本当に好きやし、遮那を笑わせてあげたい弁慶と遮那を絶望させその涙を見たい知盛という弁慶√の対照的なとこがほんとーーーに良かったです。何より弁慶が教経√後だからこそ遮那の源氏としてではなく自分は自分らしく生きていきたいという願いを弁慶は無自覚なんだろうけど遮那の欲しい言葉をストレートずっと伝えてきてそして弁慶の遮那を守ろうとする行動がめちゃくちゃストレートに気持ちが伝わってきて本当によかったです。何より悲恋√とかで互いに運命で結ばれているのだって言うのがほんとーーーーーによかった!!!そういうの好きなんですよ!!!!!!!!!!

最高な光属性の男!

遮那に必要不可欠な男!

最高!!!!!!!

声がうめめなのも最高っすわ……めちゃくちゃ好き…

弁慶√の余韻が全然冷めてないですどうしよう。

まあとりあえず語彙力死んできたのでここらで締めたいと思います。今回はこの辺りで!ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ