めちゃくちゃきむりょがしそうな役やな〜って印象を受けてます。本気の恋をしたら主人公がいなくなったらダメになりそうなイメージがあります(本当かどうかはまだわからんけど)実際はどうなのか!スタートです↓

白石景之(cv:木村良平)

29歳。 現役の警察職員で、科捜研の人間。プロファイリング専門。X-Day事件】により特別に設置された、機動捜査支援係を任されている。

いつも笑顔を湛えているが、真意が読めないミステリアスな人物。人間観察が趣味のため、暇さえあれば周囲の人間を分析してからかったりして遊んでいる。 主人公の【首輪】に異常なほど興味を持っているようだが……

感想

予想通りでありながら、予想外の展開が用意された√でした。

白石√の市香は警察内部にアドニスの関係者、スパイや裏切り者がいても不思議じゃない。

特に、白石は怪しい・・・と考え始めたところから始まります。

そこから白石に速攻バレある取引をする。

白石が警察内部に裏切り者がいないか探す代わりに白石が独自捜査している9、10月の事件の聞き込み調査をしてほしい。

というものだった。

白石の人には向き不向きがあるという言葉を渋々飲み込むと、その取引を市香は受けることにしたのだった。

そして事件を調べるうちに9、10月の被害者が通っていたフリースクールの教師をしている竹内という女性の聞き込みをすることになる市香と白石。

しかし、市香に絆された様子の竹内だったが白石の地雷発言により家の中に引っ込んでしまい、何も話してくれなくなってしまう。

そんな白石の周りを考えない、些細な犠牲も気にしないという捜査スタイルに嫌気がさしてしまう市香。

そして白石の自分勝手具合にほとほと困り果てているある日、市香は白石の部下である向井と鑑識である桜川の誘いに乗り、飲み会に行くことに。

そこでは向井を会長とし、桜川を副会長とした【白石撲滅の会】が行われていた(主な活動内容は白石の愚痴を言うこと、入会理由は白石のことが嫌いであること)

入会を決めた市香は酒を煽り、白石の愚痴をぶちまけるがまさかのまさか、その場面も白石だけではなく事務所のメンバーにも聞かれてしまう。

白石たちの登場により動揺した市香は元は白石のグラスだった酒を飲み干してしまう。

酔いが回り、倒れたように眠ってしまう市香が目覚めると白石に膝枕されている瞬間であり、白石が市香の首輪を隠すためとはいえ白石と市香の恋人関係をほのめかすようなことを言っていたことを知り、市香の血の気が上がってしまう。

この一件の後、白石との仲もぎこちなくなり・・・けれど市香は白石のことを聞くために柳に話を聞きに行き、白石は白石で市香の機嫌を取るにはどうしたらいいか柳に相談する。

そして白石が市香を想って市香が一体どういうものを送ったら喜ぶのか考えて贈り物をしたことで二人の距離は少しずつ時間をかけて近づいていく。

この時の白石の段々市香に絆されてる感がすごく「乙女ゲームっぽくていいな~~~!!」ってなりました。

岡崎√してる時も感じたんですが、これは一般人が感じる乙女ゲームっぽさ、ってよりは乙女ゲーマーが感じる乙女ゲームっぽさで、攻略対象が主人公と接していくうちに段々絆されていったり、変えられていったり、主人公に対して執拗に執着していったり・・・というのがすごく乙女ゲームのよくいる攻略対象って感じがしてめちゃくちゃいいな~!!ってなりました。

こんな感じに仲を深めている間、二人は9、10月の事件の犯人にたどり着きます。

まず、竹内が自首したことで事件が始まりますが――9、10月の事件で殺された被害者は竹内の生徒であり同じフリースクールに勤めていたカウンセラーの宇野を自殺に追い詰めるほどいじめていた。

というのも、被害者の一人が宇野に告白し断られておりプライドが高く、権力も持っていた彼のいじめ行動は学校側によりもみ消されていた。

そしていじめが続く中、宇野は一家心中を図ろうと二人の子供を先に殺そうとするがそれを父親、彼女にとっては夫に止められる。

その後、彼女は夫を殺した後家から飛び出し自殺。

そしてその【子供】は親戚をたらいまわしにされている中、竹内から母親が一家心中を図った経緯を知り、復讐を誓う。

それが、宇野詩音と宇野鈴音だった。

そして自首した竹内はその二人を庇うために自首してきたのだと理解する市香。

その後、9、10月の事件だけでなく宇野母を追い詰めたもう一人の加害者がおり、その加害者の死体も発見される。

その後、予想パターン的に詩音と鈴音は自殺をはかる可能性が高かったが市香が前にあの二人と会った、二人と両親の思い出がある公園へと向かい二人と会う。

銃口を向けられる市香だが、その場を何とかしのぎ、二人を拘束し二人の話を聞いた後竹内に合わせるべく署へと連れていく。

二人にとっても竹内は親代わり、本当の親のような存在で、竹内にとっても二人は本当の子供のような存在だったから。

罪を償う覚悟が出来た二人だったがアドニスにとって二人は駒でしかなく――他√と同様に記憶が消されてしまう二人。

一応9、10月の事件が解決できたが納得できない部分がある市香だった。

その後も白石との交流は続き、アドニスを追いながらも親密になっていく二人――、

なんですがここからもう白石怪しさMAXでしたね。私的に。

んで、クリスマスの予定立てたり白石が自身の過去を話そうと口を開こうとしていた時首輪から声が発せられる。

それは12月23日に市香を攫いにいくという犯行声明で、万全に警戒していた市香たちだったが市香は攫われてしまう(しかも22日に白石が御國を殺したという容疑にかけられ指名手配されてしまう)

連れ去られた先はアドニスのアジトと思うべき場所で、そこにいた白石は14番と呼ばれ、心を失っているように見えた。

ゼロによって市香に殺されるように命じられる白石だったが、市香の言葉が届き【白石景之】が戻ってくる。

一度、撤退した市香と白石で白石は市香だけでも逃がそうとするが市香それにYESとも言わず共に戦うことを望む(この際に白石は御國を殺したのは自分であることを自供し、それは市香の首輪を外すために必要なことであったと語る)

そこに生身のゼロがやってきて、ゼロの銃口と市香の銃口が向けられる。

市香の銃がゼロの心臓を討つが、首輪の毒に寄って市香は倒れてしまう。

――次に、市香が目覚めた時。市香は全ての記憶を失っており、白石にとって大きな試練となる。

市香に誰か、と問われ優しい笑顔を浮かべて白石はこう答えた。

「俺は白石景之。君の担当医だよ」

――と。

つらい、つらすぎるし、惨い・・・・・・・

と個人的に思いましたし予想できたことでしたが結構白石の過去にはびっくりさせられました。

白石は、生まれた時からアドニスの工作員として育てられており、市香の首輪の一件も事務所に手紙を用意したのも全て白石の手によるものだった。

しかし、白石の中に誤算が生まれる。

それが、市香の存在だった。

市香に絆され、感情を持ち、好きになり、白石は決意する。

何を犠牲にしても市香の首輪を外し、市香を助けよう。普通の日常に戻して見せよう――と。

こういうところ、ほんと似た者同士だなって思いました。

市香も他人の幸せのためなら自分の犠牲など厭わないところありますしね

ハピエンのエピローグでは、体力を回復した市香は皆の元へと戻りクリスマスパーティーをする。

未だ、記憶が戻っていないままの市香ですが市香の元気そうな様子にほっとする事務所メンバーと弟の香月。

パーティーを抜け出した白石を追いかけ屋上までやってきた市香は自分は市香の傍にいる資格はない、という

その時の白石の言葉や顔、白石との記憶――すべてが取り戻された市香は白石に自分のありったけの想いを告げる。

そして、白石は約束する。

必ず刑期を終え帰ってくることを――。

現実的に考えると御國はアドニスメンバーやったし、白石が殺した人は一人であることから有罪ではあるが死刑にはならないと思うので

何年か刑務所にて刑期を終えたらその時は幸せになることも許されるんじゃないかな、って思いましたね。

というか白石に関してはそう言う風に生きるよう育てられたので情状酌量の余地ありって感じしますね。

白石は割とカラマリのオタクたちがしんどい・・・って言ってるイメージだったのでそれが理解できてよかったです。

次は愛時√、つまり本編感想の終わりとなります。

楽しみだな~~~~~~~~!!

それでは今回はこの辺りで!ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ