至誠館の八木沢。そしてその流れから東金、土岐の感想記事です!
八木沢雪広(cv:伊藤健太郎)
吹奏楽部部長。温厚な人柄の優等生で、部員たちの信頼は厚い。
おっとりとしていて人当たりも柔らかいが、内には熱い情熱と強固な意志を秘めている。
専攻楽器:トランペット
すっごくスタスカの夏の部長の既視感がすごい部長。怒らせたら恐そうというか鬼部長感がいい味を出していると思います。
八木沢とのイベントは主に第三大会期間~の神南の東金に言われた花について悩んでいたりするのに八木沢が良き相談相手となり
話に乗っていくことで仲を深めていったり、横浜観光に手伝ったり…音楽とってよりかは年相応の仲の深め方をするのが
八木沢らしいなって思います。
それでも、八木沢がかなでのことを意識するイベントや一度仲に亀裂が入りそうになるイベントだったりそこは音楽が関わるものだから
二人の仲を繋ぐものは【音楽】なんだなって思いました。
【𠮟責】
響也にメールでアンサンブルでの打ち合わせに来てくれと言われたかなでだったが今は八木沢がいるからと後回しにしてしまう。
そのことが八木沢に知られ、叱責を受けてしまう。
そして落ち込み状態になる八木沢。
♪♪♪
落ち込みっていうか喧嘩状態なわけですがこれはまあかなでは怒られてもしゃーないよなとか思いつつ心苦しいイベントでした。
からの、
【音楽を豊かにするもの】
でアンサンブルメンバーとアンサンブル練習をしていたかなで達。それを聞いていた八木沢は拍手を送り、かなではお礼にもう一回弾きたいと言って
もう一度音を奏でる。
(これは…心の中に広がる楽し気なイメージは…小日向さんと一緒に横浜を回った時の…?)
(ああ、そうか…そういうことなんですね。)
(僕たちが一緒に過ごした時間はあなたの音楽にとって決して無駄ではなかった)
(あなたは自分の音楽に何が必要かちゃんと分かっていて、間違っていたのは僕の方だったのか…)
「……」
「ありがとう。色んな意味で心に響く演奏でしたよ。とてもあなたらしい演奏でした)
♪♪♪
気づいたんですが東金の「花」がないって言葉や伸び悩んでいたかなでの音だけれどその色を花を得るためのこの夏の
大会でもあるんだろうし誰かのEDを迎える。好きな人の色、音を得るってことなのかなって思いました。
透明だったかなでがこの夏で色を得たのかな~~って八木沢やっててふと思いました。
【想いを伝える方法】
最初の方のイベント【メリー・ドゥ】にて自由曲の候補だったけれど曲の解釈が合わず自分自身も理解できず選ばなかったといった八木沢の伏線が回収されるイベントでもあります。
トランペットを吹いている八木沢の音を聴いていたかなでは八木沢に一緒に『メリー・ドゥ』を合わせないかと提案され弾くことに。
【風でめくれた楽譜のページにドイツ語の歌詞が書いてある】
【『唇は語らずとも調べは囁く』】
【『あなたを愛していますと心から愛していますと』】
「…………」
「ありがとう、小日向さん。勇気をもらった気がします、本当の気持ちを口にするだけの勇気を……」
「以前、僕は近づかないでほしいとお願いしたことがありましたね。」
「あの時、僕はその方がいいと思っていました。ですが、僕にとって予想以上につらいものでした」
「あなたに会わないように努力すること自体、自然な心の動きに反していました」
【何故避けたのか理由を聞く】
「自分の気持ちに整理がつけられなかったのです。」
「なぜあなたの姿を見るとこんなに心が騒ぐのか。なぜ平静さが保てないのか…」
「あなたに会わなければいつかこの気持ちも消えていくのではないかと思った。」
「…僕は自分に対しても、あなたに対しても誠実ではありませんでした。貴方に伝えたいことがあります、トランペットではなく言葉ではっきりと」
「小日向さん、僕はあなたのことが好きです。」
「ありきたりな言葉ですみません。ですが、これは嘘偽りない僕の本当の気持ちです。」
【嬉しい】
「…ここまで、自分でもよく照れずに言い切れたと思います。ですが…これ以上はもう無理です。すみません」
「…それでは、寮に戻りましょうか。よければ一緒に」
♪♪♪
この伏線回収好きですね。そして八木沢の√テーマが【誠実】なのでは、と思っちゃいました。
【君しのぶ】
夏祭りイベント。
夏祭りの屋台にて『釣りしのぶ』を見つけ、そこからしのぶ草…そして和歌の話に話題が変わっていきます。
「『みちのくの しのぶもちずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに』――
「有名な和歌にもありますが、以前はこの歌僕はあまり好きになれなかったんです。」
「自分の心の乱れを相手のせいにするようで…」
【今は好きになったのかと聞く】
「好き…かと言われると複雑な気持ちです。以前より親近感を持てるような気持ちになったのは確かですが…」
「それ以上は聞かないでください。顔から火が出そうです」
♪♪♪
『みちのくの しのぶもちずり 誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに』の和歌の意味は
『陸奥の国の信夫の里のしのぶ草のもじり染めの模様は乱れに乱れている。その模様がさながらに私の心は乱れ初めてしまったのは、
あなた以外の誰のせいでもないのに。』
なんですがこれってすごく落ち込み中イベの八木沢だなあって思いながら恥ずかしがってしまうのもとてもかわいい。
こんな恋愛の女性視点の和歌に共感出来てしまうってことは八木沢は女々しいってことになるんだろうか…(笑)
そして八木沢EDスペシャル共に良かったです。本当涼やかな誠実な人でした八木沢さん。
んで、伊織と狩野先輩のスペシャルの内容や至誠館のスペシャルが正に男子校のそれでもっと大好きになりました。
東金千秋(cv:谷山紀章)
管弦楽部部長。昨年のヴァイオリンソロ大会優勝者で、華やかな表現力が持ち味。
自信家で挑発的、星奏学院 オケ部部長の如月律をライバルとして認めている。
専攻楽器:ヴァイオリン
神南は黒子のバスケでいう桐皇、ハイキューでいう音駒ぽさを感じる…王道的なライバル校みたいな…
そして東金は人気あるの知ってたんですがやると「これは人気出るなーw」って感じのイベント多かったです。
【自己認識】
自主練をしていたかなでの演奏を聞いていた東金にかなでは今の演奏の感想を聞く。
「今の演奏…そうだな、はっきり言って俺なら間違ってもあんな風に弾かない。大体出だしからなってない。おれならあそこは…」
「――って、それを聞いてお前、どうするつもりだ?俺が言った通りに演奏を改めんのか?」
「だからお前は地味子なんだ。どう演奏するかそれは自分で決めることだ。何が正しいかが演奏じゃねぇ、
自分がどう弾きたいか聞く者に何を感じさせたいかだ。」
「それをきっちりイメージしって聴衆を導いてやるのがステージに立つもんの責任だろ?バカ」
「ぽかんと口を開けるな。ピンとこないってことはお前はまだ自己認識が甘いんだ。」
「だから、お前の演奏は無難に小さくまとまるしかない。自分を見つけるまでは中途半端なままだ。そう、永久に地味子のままだ」
【そんな風にならないと言う】
「おうおう、地味子が怒った。いいぜ、その意気だその調子で俺を楽しませろ」
「まずは自分を見つけることだな。それが遠回りのようでいて近道だぜ」
♪♪♪
東金の俺様なところから考えられないくらいの音楽に対するプライド、誇り、そしていかに東金が聴衆を意識しての音に奏者としてステージに立つ者としての誇りを持ち背負っているか分かるイベントです。正直見直した
【開花】
第三回大会にて東金・土岐を感動させたときのイベント(東金時のみ?土岐はべっこであるんかもしれん)
「ふふ、こいつは中々面白くなってきたじゃねぇか」
「なんや、ご機嫌やね。さっきまでとはえらい違いや」
「今のヴァイオリンを聞いたか、蓬生?俺は新しいライバルを見つけたぜ」
「ひょっとして小日向ちゃん?」
「ぽやっとした外見に騙されたぜ。あいつ、大舞台で化けやがった。こうでなくっちゃ全国大会は楽しめねぇ」
♪♪♪
「あいつ、試合中に強くなってやがる…!」みたいな少年漫画のありきたりであるそれを感じさせるイベント。
他校キャラはこんな風にライバルから恋愛へと関係が変化していくのがいいですね
東金好感度↑の【神南戦】神南への勝利後
「…正直、段々不愉快になってきたぜ」
「…そうですね、こんなところで敗れるなんて…」
「馬鹿、違う。負けたのは今更ぐちゃぐちゃ言ってもしょうがねぇ。」
「けど、この俺があの女にしてやられたってのが痛快で――妙に気分が良いのが癪に障るんだよ」
「部長…それは単に彼女を気に入ったってだけでしょう?」
「ああ、このまま連れて帰ってうちの部に入れたいくらいだぜ」
♪♪♪
東金の傲慢さが出ながらもやっぱり少年漫画的熱さ、たまらん。
東金の連れて帰りたいってのも恋愛的な強引さ、それほど東金がかなでの音に惹かれたのかなって思います。
その音に恋に落ちたとでもいうのだろうか。
【勧誘】
「ほんと…奇妙なもんだな。つい十日ほど前まではお前の事なんて知りもしなかったのに、今じゃこの大会に参加したのも
――お前に出会うためだったんじゃないかとさえ思えてくる。」
「…どんな魔法を俺にかけたんだ?」
♪♪♪
す~~~~~~~~~っごく好き。特にお前に出会うためだったんじゃないかとさえ思えてくるの部分。
それほど東金にとって今のかなでの音は魅力的で運命とさえ言ってもいいほどの出会いだったんだろうなって思えて来る。
そして神南に夏休みが終わったら来いよと勧誘をする名目の元、横浜に残るのもまた良い。
音楽をする者には音楽で分かり合うんだろうなと思う、拳で語るように彼ら彼女らは音楽で語るんだろうな
【花火は二の次】
花火大会イベ。
「気が済むまで花火を見てろよ。その代わり、花火を見てる横顔を俺は思う存分眺めさせてもらおう。そのくらいは、お前を見つけた者の特権だろ?」
「ははっ、なんだその困ったような顔は。それが嫌ならたまには俺の方も見ることだな」
♪♪♪
ずっり~~~~~~~~のなんの。大地の黙って横顔を撮ってるのもずるかったけどこれもずるかった
これで落ちた人多そう。
【それぞれの目標】
ソロ部門に出るといいその練習場面を覗いてしまったかなで。そして、お前の事を構ってやれる暇はないと言われてしまう。
「淋しいか?小日向」
【私だって忙しいと強がる】
「ハハハハ…!言ったな?そうだ、お前もファイナルを控えている。神南管弦楽部のメンツにかけても優勝してもらわなきゃ困る」
「だが、お前を手放すつもりはないぜ。どんなに忙しかろうと小日向といる時間は捻出するさ」
「お前は今まで通り俺の周りをちょろちょろしてろ。俺は…それを眺めるのが好きだ」
「さあ、15分経った。休憩は終わりだ、お前もここでサボてる暇はないはずだぜ。」
「まぐれで勝ったんじゃないなら必ず優勝を勝ち取ってみせろよ。期待してるぜ、小日向」
♪♪♪
お前めっちゃ柚木みたいなこと言うやん!!??ってなったイベント。(お前といる時間は作る、とか。俺の周りにいろとか、それを見てるのが好きだとか)
それでも東金とかなでのライバルとしての関係が好きだーーってなる
【西の覇者の激励】
決勝前夜の電話。
「ところで小日向――明日は当然、勝つつもりでいくんだろう。いや、勝って戻って来い、それ以外は認めないぜ」
「無論、地味な演奏をしたら地味子に逆戻りだからな。」
【勿論勝つと力強く答える】
「ああ、それでこそ俺が認めたヴァイオリニストだ。」
「その意志の強さがお前の花を更に美しく咲かせるだろう。」
「いいな、明日の主役はお前だ」
「俺の心を惹きつけたように…聴衆の、目を釘付けにしてやれ。お前なら出来る、この俺が確信しているんだ攻めて行けよ」
「そうしたら…お前が俺にくれたように今度は俺がお前に贈るぜ。祝福のキスを。…約束だ」
♪♪♪
【ソロファイナル】の珠玉ED選択肢の冥加と同率で一位となった東金に祝福のキスを与えたかなでのように贈ると言ったり、かなでと同じように負けることは許さない
というのほんとーーーーー相互関係が見えて好きなんすわ‥‥
みんなこういうの好きでしょ??ってめっちゃ言われてるように感じるそんな√でした。あるイベントで東金が関西弁喋ってるのに嬉しくなりました
やっぱそこ出身のキャラはそういう方言喋ってほしいオタクなので。
俺様なのに努力家で聴衆のためを惜しまない、音楽に対する姿勢は柚木らしさがありながら最初から何にも諦めていない、芯のあるキャラクターで
ハイキューの及川さんぽいなあとも思います。憎めない、良いキャラです。
土岐蓬生(cv:石川英郎)
管弦楽部副部長。オトナっぽい、艶のある色気でかなでを翻弄する。
けだるく、皮肉っぽい言動をすることも…。
専攻楽器:ヴァイオリン
め、めんどくさい男だこいつ~~~~~~~~~ってなった。ダブりしてて車運転できて元病弱で人がたくさんいるところが苦手で
構ってやらないとだめで(ニア情報)めちゃくちゃめんどくさかった…(誉め言葉です)
ネオロマで言う遙か1の友雅とか遙か6のダリウス感あるめんどくささ。
関西弁のめんどくさい男ってなんやねん。属性てんこ盛りの柚木の系譜を継いでる感じが見られてとってもよかったです。
それはそれとして膝枕してもらうの羨ましすぎる。お前は遙か2の翡翠か!!!!!!!!!
【ひざまくら】
花火大会イベ。寮へと帰ったかなでは寮の庭から花火を見る土岐を見つける
「ほら、見てみ。ここでも花火見えるやろ座ってゆっくり見るには絶好の場所や」
「遠くの空にちいちゃく…けど、俺らだけの花火やで。綺麗やな…おもちゃみたいにきらきら光っとる」
「夏の夜、一夜だけの夢みたいやね」
「…なあ、小日向ちゃん。ひざまくらしてくれへん?」
【頷く】
「素直な子は好きや。さ、おいで…ふふっ、顔真っ赤や。もうちょっと気楽にしとき」
「ひざまくらなんて大したことないなんて思てたけど間違いやったわ。なんやろ、えらいあかんことしてる気分や」
「こんなこと、他の奴らに知られたら大変やね。だから…今日のことは二人だけの秘密にしよ。」
「花火の事も、この瞬間も…誰にも内緒の二人だけの秘め事や。ええやろ?」
♪♪♪
遙か1~2ほどキレ散らかしはしなかったがお、お前~~~~~~~ってなる。
【誕生日】
今日は特別な日だという土岐に寮から連れ出され夜の秘密のデートに行くかなで。
向かった先は遊園地で遊園地を満喫した後の帰り、かなでは土岐から今日が土岐の誕生日なのだと知らされる。
「随分乗ったなぁ、せやけど遊園地がこんな楽しい思たんは久しぶりや。夜やから人も少ないし、風も涼しいし」
「…それとも、あんたと一緒やからかな。あんたとならずっと一緒にいても疲れへんのや、なんでやろ。」
「このままずっとあんたといてたい……何言うとんのやろ、俺。けど、今日はええんや。今日は特別な日やから」
「今日はな…俺の誕生日なんよ」
【プレゼントに何が欲しいか聞く】
「プレゼントしてくれたやないの?こうやって、一緒に遊園地来てるんがプレゼントや。」
「あんたがお祝いしてくれたならそれが一番嬉しい誕生日プレゼントやろ」
【『誕生日おめでとう』と言った】
「ありがとう」
♪♪♪
「…まだ、帰りとうないけど、恋に焦がれて鳴く蝉よりも…泣かぬ蛍が身を焦がす…駄目やな、もうちょっとだけ帰らんといて」
「今日は特別な日やからあと少しだけ…お願いや」
♪♪♪
めんどくせーーーーーーーってめっちゃ思いながら土岐が後戻りできなくなってるのを感じる
【迫る夏の終わり】
夏が終わってしまうことを憂い、このままかなでを神戸へと攫って行きたいと言う土岐。
【攫われなくても会いに行く】
「人との出会いは一期一会。一度別れたらまた会えるとは限らんよ、けど不思議やね。あんたが来るって言うんやったら、待っててもええと思うわ」
「あんたは俺と違うて嘘のない子やもの。」
「ああ…ほんま、恋っていうのは面倒や。本気の恋に身を焦がすなんて真っ平やと思うてたのに、みっともないことこの上ない」
隅から隅まで「めんどくさい男」っていう感想しかない。けれどそれも悪い意味でもなくて、かなでがめっちゃヒーローで王子様で土岐がヒロインでお姫様な二人でした
こういうとこは柚日感というか柚木みを感じる。
天音とニアを残し終わったわけですが、今んとこの好き順は
大地>響也>律、東金、火積>八木沢>新、ハル、土岐
ですね~~~天音もやるとそろそろ終わりが近づいてきましたね。
それでは今回はこの辺りで!
ホナ サイナラ(*´ ˘ `*)ノ