結完:出会い | 不思議な関係

結完:出会い

出会いはありきたりでした。
私のいた部署に彼が異動で来たのです。
大きな会社なので、人事異動も盛んでした。

私は入社2年目、kは一回り以上先輩でした。
先輩というより上司といってもいいくらいで、特に話す機会もなく
更に家庭もあり、恋愛対象ではありませんでした。

ただ、御互いの部門の上司が同級生同士だったため、
多少の交流はあったかな・・・といった程度です。

また私も付き合っていた人もいましたので・・・

その1年後私が別支店へ異動となりました。
そこは営業だったkの担当支店で、毎月挨拶回りできていました。
裏口から入ってくると、ちょうど私のいた部門のところが
事務室への入り口になっており、声を掛けてくれたり、
差し入れをしてくれていました。

周りは、きっと私に気があるのだと見ていたそうですが、
私としては単純に「いい先輩」でしかなかったので、
特に進展するわけでもなく、月日は過ぎ行き、
私は1年足らずで2度目の転勤となりました。