これは音楽に限ったことではないが、パーンと物事に入り込めるタイプと斜めに構えてしまうのかなかなか入り込めないタイプの人がいる。

 

私は後者だ。

共演ミュージシャンのあっという間に音楽に没頭していく様子をドラム叩きながら俯瞰して見て羨ましいと思ってる自分がいたりする。

いっしょに没頭しなければならないハズなんだが。

 

ジャズクラブで演奏していると、客席でハプニングが起こったりすることはしょっちゅうある。

没頭しているミュージシャンはそれに気付いてないこともある。

 

え、気付かなかったの?

 

そのちょっとしたハプニングがバラード演奏中だったりする。

あの静かなバラードで、それに気付かないぐらい没頭してたのか…、と驚くことも。

 

カラオケ行って、すぐにサザンの真似して入り込んだりする人はけっこう多い。

そういうのは性格的に出来ないのが、私が生まれつき持った性分なのかなぁ、と半ば観念している。

 

今思えば、ジャズが下手くそなときはついていくので必死なので、毎度ド集中していた。

ある程度上達し、ジャズクラブで演奏するぐらいになると、演奏についていくのに必死というレベルではないのと、ソロとる人の次に来るフレーズがある程度予測できるので、ある意味手を抜いても演奏できてしまうことが自分の中で起こっていた。

 

自然に没頭できないタイプなので、没頭する努力をしなければならないことになる。

この状態だとおかしなことがおこる。

アマチュアへたっぴミュージシャンと共演すると、先が読めないのと演奏中事故の可能性が高く、どうドラムで適切にサポートしながらも盛り上げるかに気を配るため、逆に相当集中しやすい状態になることが多いことに気付く。おっと…

 

プロとかと共演すると没頭しにくく、大丈夫かなと思うアマチュアと共演する方が没頭しやすい。マズい…

 

宅録というか、コンピューターにドラムをかぶせる遊びの動画製作なんかは混乱するバックを聴きながら演奏することで没頭を自分に仕向けているが、3テイクぐらいするともはや集中できていない自分がいる。アップしているこの手の動画のほとんどは1テイク目だ。

 

こういうの↓

 

 

ある意味、私のジャズドラム演奏の脳内では不幸な状態が起こっているのかもしれない。