ああしたい、こうしたい、という願望は誰にでもあります。
「夢は予定を立ててはじめて目的になる」という言葉を耳にすることがありますが、それは行動を伴うことではじめて夢への第一歩を踏み出すことができるということを、うまく言葉にしたものだと思います。
中小企業の経営者のみなさんの要望をいろいろ聞いていると、どうしても目の前の願望を満たしたいという内容が非常に多いのですが、それに対してどんな取り組みをしているのかを聞いてみると、なかなか具体的な話が出てこないことが多いのも実情です。
取引先を増やしたい、売上を伸ばしたい、新製品をアピールしたい・・・、いろんな声が上がってきますが、その願望とは裏腹に、今まで通りのやり方=売り方から抜け出すことができないがために、成果が上がってこないようなのです。
昔と違って、情報の海の中にいる私たちは、ちょっとインターネットで検索してみれば、知りたい情報の7~8割は簡単に得ることができます。残りの2~3割はお金を払わなければ得られない情報だったり、そもそもインターネットでは取得できない情報だったりします。
普通にビジネスを行っている限りでは、ある程度煮詰まってこないとその2~3割の情報は必要がないというケースもたくさんあります。特にこれから何かを考えようというときに、詳細な情報があるよりも、大まかな情報の方が有効であったりすることは、みなさんの方がよくご存知かもしれません。
ただ、どうしても目に付いてしまうのは、かんたん、かつ平等に得ることができる情報を自分から見つけに行かないというところに、大きな課題があるような気がしてなりません。
以前もお話ししましたが、「ヒト」「モノ」「カネ」に、「情報」を加えた経営資源の4要素がいまや重要と言われています。
「ヒト」「モノ」「カネ」は事業の大小によって大きな差が出てくることは否定しませんが、「情報」については限りなく平等に近く提供されています。その情報をどうみなさんのビジネスに活かしていくのかが、超情報化社会でビジネスをするための条件です。
今まで通り「ヒト」「モノ」「カネ」だけでうまくいかないのであれば、「情報」を活かして具体的な道筋を立ててみることも必要です。ちょっとしたことが、みなさんのビジネスを変えてくれることも、また真なのではないでしょうか・・・。
(Webコンサルタント 國田丈樹)

