ナツノクモ 7 (7)/篠房 六郎
¥590
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仮想空間に透ける心の闇 “解消法”を手探りで


オンラインゲーム上で箱庭療法を試みる「動物園」なるコミュニティーと、そこを守る人々を描いた群像劇。バトルシーンのテンポは良く、しっかりした画力が無いと成り立たすことが出来ない独特な構図で読み手を楽しませてくれる。作者は前作「空談師」(講談社)でもオンラインゲーム上での戦争を描いており、一貫したこだわりを持っているのがうかがえる。

しかし、本作のテーマは重い。一見、ゲーム上でのバトルという“仮想現実”をスタイリッシュに描いているように見えるが、生身の人間同士、いや適度に戯画化された仮想空間だからこそ浮き彫りになるものがある。

それは「心の闇」や「痛み」と文字にしてしまうと陳腐な、けれど誰でも持っているような感情だ。オンライン上の彼ら彼女らはゲームにのめり込まざるを得ない何かしらの要因を抱えており、それは本人の口から語られずとも、まれに織り込まれる現実世界の断片が何よりも雄弁に彼らの「居場所の無さ」を表しており、読んでいるこちらがいたたまれないほど。だが、この作品はそういった人間のマイナス面に対して、分かりやすく安易な解消方法としての「救い」を提示しない。丁寧に根気良く、それらとどうやって向き合い、距離をはかっていくかを手探りで模索しているように読める。

現在7巻まで発売されているが、未だ解消されていない謎や、真意のつかめないキャラクターも多い。あらゆる意味で要注目の作品だ。

【まんたんウェブより】



先日、まんたんウェブにお邪魔したら『ナツノクモ』の批評が書いてあったんで、コピペしたんだけど、『ナツノクモ』ってそんなに深い内容のマンガだったのか・・・


なんかヴァーチャルの戦いだけの話のように思ってたけど、違ったのね。


評論家が考えているより、実はそんなに深い話なんてないのかも?


僕の中で篠房六郎と言えば、コレ。



黙殺

家政婦が黙殺。


今では絶版で手に入らないけど、ストーリー、キャラクター全てがパーフェクトなエロマンガ。


オススメなのだ。



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