アオシマ 1/32(楽プラ) スズキ ジムニー JB64
アオシマ製のスナップキット、楽プラシリーズのジムニーです。
本来は楽プラのコンセプトを尊重して、塗装もしないでシールだけ貼ってパパっと素組みするべきキットなのでしょうが、邪道と思いながらもキットの出来の良さに感化されて、ついつい手を入れて作ってしまいました...。
各部は開閉できるように改造しました。
改造するに当たって苦労したのが、パーツがABS樹脂製であるという点でした。
スチロール系接着剤が通用しないため、接着には瞬着を用いています。
その為、パーツの位置決めで微調整がしにくく、いつもの調子で作業が進められない場面もありました。
スチロール系であってくれたら改造もやりやすかったのに~、と一人ブツブツ...。
サイズ感から開閉の入門向きにも良いように思えましたが、その辺のクセを理解しておかないと逆にやっかいなことになるかもしれません。
エンジンは例により見える部分だけをそれっぽく見えるように自作。
内装パーツは、ドア内張の前後長を詰めたのと固定方法を見直した程度で、ディティール的には手を加えていません。
ただ、シートが全体的に前寄りだったため、取り付け位置を後方へ1㎝程ずらしています。
ドアミラーには、鏡面に磨いた洋白板を張り付けました。
前後ライトにはチップLEDを仕込みました。
1/32の軽自動車という小さい車体なので、電池の収め方に少々苦労しました...。
また、フロントグリルのウインカーやフォグランプのレンズはクリアレジンに置き換えることで奥行き感を表現しています。
サスペンションは可動式にしてみました。
仕組みはトミカのギミックの応用で、ステアはできませんが多少の凸凹がある場面でも自重だけで四輪接地できるようにしてあります。
ちなみに、初回生産分のキットにはオマケで黒成型のルーフパーツが付属しています。
このキットはルーフが別パーツで出来ているので、取り換えることも可能です...。
(黒ルーフは成型色のまま)
こちらの仕様も引き締まって見えてカッコよろし!。
楽プラの開閉は初めての試みでしたが、終始肩肘張らずとも楽しく作ることが出来ました。
初心者から上級者まで幅広く楽しめるこの楽プラシリーズ、意外と奥が深いキットかもしれません。
それにしても、ここ最近軽自動車ばっかり作っているような...。