
「21世紀への階段」は当時の科学技術庁が、医療,宇宙,気象,交通など12の分野の研究者・技術者に21世紀の社会で普及している技術についての予想を依頼して作成された本のようです。
半世紀前の、科学者が夢見た21世紀の予想図がどんなものだったのかが分かって面白い内容になっていますね。
135項目予想されて60項目近く現実に実現されているようです。
例えば
・高周波調理器(電子レンジ)
・人工衛星を利用した中継放送
・完全屋内栽培の野菜工場
・海水の淡水化技術
・携帯電話、テレビ電話
など。
逆に実現されていないのは、
・人口冬眠
・惑星間旅客機発着空港の設置
・一日の家事を完全にこなす電子家政婦
・人工知能が判決原案を作成
など。
一部実現されているのが、
・鉄道、自動車の完全無人化
・微生物による人口食料の合成
などのようです。
半世紀前にこのような本を企画した、当時の中曽根康弘科学技術庁長官に感謝ですね。
タイムカプセルのように、半世紀前の科学者達が想像したものが分かるのは楽しいです。
これからの未来をどう予想するのか?夢を見るのも悪くないですねー。
案外実現されているかもです。
同時に子供向けの「21世紀への旅行」も復刊されたようです。

「21世紀への階段」が出た2年後に発刊された本。
挿絵はなんと手塚治虫さんが担当されたようです。
当時「鉄腕アトム」を初め、超多忙な手塚さんが引き受けたのも夢のある仕事と感じられたからでしょうね。
内容は、「21世紀への階段」で予想された内容を、主人公の少年と少女がタイムマシンに乗って21世紀の東京で実現されているの様子に驚くっていうものです。
手塚治虫さんの挿絵がある「21世紀への旅行」欲しい!
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