正月の風物詩になった箱根駅伝。
今年も、5区の箱根の山の中で観戦してきた。
数年前までは、完全中継を行っているテレビ局もラジオ局もなく、ランナーの位置や順位を確認するのが難しかった頃が懐かしい・・・
今年の駅伝は、1区の中央学院からはじまって、トップの入れ替わりが多く、また往路のゴールタイム差も短く、前評判の高かったチームにブレーキがあるなど、レースとしては近年にない面白いものとなっている。
3日の復路も楽しみであるが・・・
近年の駅伝中継は、絵になりそうな主役を立てて、注目をその一点に集めるようなものが目立つ。
また、2日のレースでいえば・・・
4区の中継ポイントでは、「箱根は雪!」と連呼し、今年から最長区間になった5区の厳しさをことさら強調するような実況もあったが・・・・
5区の山の中、それも1号の最高地点近くで待ち構えていた私の周りの天候は「雨」。
霙ですらなく、何で事実と異なる放送を行うのか?訝しがっていた。
そう、今年のレースは過剰な演出がなくても面白い。
それをそのまま伝えることが、スポーツ実況に必要なスタンスだと思うのだが・・・
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