今回は paff dessert 誕生までの道筋を書こうと思います。
ちょうど10年前イタリアンのお店でシェフをしていた時、毎日毎日メニュー作りに追われていました。
前菜、パスタ、メインディッシュ、デザートとコース料理であれば全体の流れを考え、バランス良く内容やボリュ-ムなどを踏まえ組み立てて行きます。料理の方は相当考えるのですがデザートは自分が作れるものを仕込んで置いて、盛り合わせたり、切り分けたりするだけで料理のお皿ほど意外と考えていない自分に ”ハッ”としました。周りのお店に食べに行ってもそんな感じでしたので勝手にそれでいいんだと思っていました。
よくよく思えば食事の最後に食べるデザートはかなり重要ですし前に出される料理ともバランスを考える必要があります、それまでの考えではやっぱりいいわけがないと思いデザートのメニューを真剣に考え出しました。
最初に考えたのは食後である事、女性に喜ばれるものである事でした、そこで女性に好きなスイーツってなにと聞いて見たら”チョコレート”って言う人が多く、そんなにチョコレートが好きならチョコレートの塊のようなものを作ってみようと思いました、そこで出来上がったのがチョコレートのテリーヌでした。
甘くて濃厚ですのでそれに負けない酸味の強いフランボアーズのソルベを添え、その2つをつなぎ合わせる相性のいいバナナムースをかけて食べてみたところ、正直 ”やばい”と思いました。
自分自身あまりチョコレートをよく食べていた方でもありませんでしたがペロッと食べる事が出来たのにびっくりしました。
ここで誕生したのが
” チョコレートのテリーヌ フランボアーズソルベのバナナムースがけ ”
でした。
その時にデザートの専門店をいつかやりたいと芽生えその気持ちを10年暖めやっと今回 paff cafeが誕生しました。
暖め過ぎてチョコレートが解け始める前でよかったです。
オープンしてまだ間もないですがチョコテリーヌにハマって頂ける方をよく見かけるのでとても嬉しく思っています。そしてこれに負けないデザートをこれからもどんどん作って行こうと思っていますので食べに来て頂ければ幸いです。
paff dessert の原点として5月末から始まるメニューの表紙にチョコテリーヌの写真を採用しました。お楽しみに待っていて下さい!!