前田敏 富山の相続診断士 FP 行政書士 家族信託専門士 相続と不動産の専門家 -2ページ目

前田敏 富山の相続診断士 FP 行政書士 家族信託専門士 相続と不動産の専門家

不動産・リフォーム・FP 前田プランニングオフィス
「不動産相続の相談窓口」「全国空き家管理促進ネットワーク」
相続・空き家・家族信託専門「前田敏・行政書士事務所」
富山県高岡市鐘紡町5番2号 0766-25-5500

以前、NHKで家族信託についての特集があり、その時に4名の方から

家族信託の相談を受けました。

 

まだ、当方の準備が整っていない時期でしたので、ひやひやものでした。

現在2名の方の結論を出しました。

Aさん。お母さまとお嫁さんが相談に来られました。

今住んでいる家、ご主人がお亡くなりになり、長男の名前で相続登記をしたいが、娘が反対している。

これは、話し合いにより、時が解決しました。

遺産分割協議書を作成。無事登記にこぎつけられそうです。

家族信託は全く使う必要のないケースでした。

 

Bさん。相続前の争族。これは信託を組む時間的な余裕がなかったので相続時精算課税適用で贈与しました。

争族の相手と立ち退き調停中。これは調停成立か訴訟かで伸展

しそうです。

家族信託を使うのが有効なケースが増えますね。

空き家処分の相談を受ける。

クライアントは東海地方の方。所有者は兄弟。

兄弟は施設に入りっきりで家の管理はできない。

離婚された奥様との間に子供がいるが、音信普通。

さて、これからがクライアントにより見解が違ってくるところ。

私:相続人ではないので、そのまま放置されてはいかがですか?

 

クライアント:自分もくらした家なので、今は県外にいるものの

        近所の方に迷惑をかけたくない。ホームレスが住み

        ついたりしては困る。

 

私:この家は法規的に再建築ができない物件です。

  売ると言っても0円住宅じゃないと売れない。実質的に手出しになり

  ますよ。

 

クライアント:それでもいいのです。お願いします。

        今も私の立ち位置で、金銭的にそれができることが

        幸せだと思います。

私:そうですね。引き受けさせていただきます。

 

クライアント:私の代で、私がやっておかないと、子供たちに迷惑が掛

        かかる。それだけは避けたい。

 

解説:ポイントは2つ

    ①処分できる自分の立ち位置に感謝されている。

   

    ②子供たちに迷惑をかけたくない。

 

良い依頼をいただきました。ビジネスとすれば合わない。しかし、空き家を真剣に減らそうとしている私にとっては、とてもすがすがしい話でした。

空き家。真剣に取り組んでいます。

 

前田プランニングオフィス

前田敏・行政書士事務所

高岡市鐘紡町5番2号

0766-25-5500

 

特に県外在住で富山県内に相続財産をお持ちの方はご連絡ください。

   

     

 

おはようございます。空き家管理、最近かなりお問合せ、ご依頼が増えて来ています。
空き家になる根本原因を知らずして、除却とか利活用を語るのはいかがなものでしょう?
 
根本原因にメスを入れる。そして予防をするのがポイント。
空き家になる原因 ①持ち主が認知症になり、売ることも貸すこともできなくなる
 
②共有登記 共有登記にしてしまったために、共有者と意見が合わない。例えば実家を売りたい方と残したい方、もしくは共有者の誰かが認知症に。
 
③相続放棄。次の順位の相続人が放棄し、又は相続人が確定するまでそのまま
 
④争族
 
⑤売れない、遠方にいるので
 
⑥残したい、売りたくないと思っていたが高齢になってしまって管理する気力がなくなった。
 
①~④は物件の凍結と言います。物件(空き家)をどうすることもできなくなるからです。
 
おしゃれな古民家風カフェも民泊も物件凍結になるとどうしようもなくなります
だから、空き家予防対策は持ち主が元気な時に行うのがいいのです
終活の一環ですね。

空き家の事をお気軽にご相談ください。
前田プランニングオフィス 高岡市鐘紡町5番2号
0766-25-5500です。