【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 7/29 15:00
Mクラスフレアが発生 太陽活動は活発
太陽風速度は、低速から通常速度の間で推移 地磁気活動は静穏



http://swc.nict.go.jp/contents/


2012/07/29 15:00 更新
活動領域1532でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、低速な300km/sから通常速度の400km/sの間で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

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宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年07月29日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1532でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、低速な300km/sから通常速度の400km/sの間で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○太陽活動

太陽活動は活発でした。
活動領域1532で、28日20時44分(UT)にM6.1/2Nフレアが発生しました。
その他に、活動領域1530などでCクラスフレアが数回発生しました。

活動領域1534が、新たに出現しました。
活動領域1532は、面積・黒点数が増加しました。
活動領域1531は、本日から明日頃にかけて太陽面の裏側へ回り込む見通しです。
活動領域1526が、衰退しました。

Mクラスフレアが発生した活動領域1532は、成長中であると考えられ、今後もMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、低速な300km/sから通常速度の400km/sの間で推移しました。
この間、太陽風の磁場強度は強い15nT前後からやや強い5nT前後へ緩やかに下降し、磁場の南北成分は、一時-8nT前後のかなり強い南向きの状態が続きましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。

SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、28日21時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
コロナガスは南東方向へ放出されており、地球方向を概ねそれているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
このCMEは、活動領域1532で28日20時44分(UT)に発生したM6.1/2Nフレアに伴う現象と考えられます。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールは小規模であるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。

今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、4[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、5000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

稚内(北海道)
29日
 05:45から06:00

国分寺(東京)
28日
 18:45から21:00
 22:30
29日
 09:15から09:30

大宜味(沖縄)
28日
 15:00
 17:15
 18:00から19:45
 23:45
29日
 00:00

F層臨界周波数は、29日の朝に国分寺(東京)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、28日の昼過ぎに、日本各地でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:7月27日)
<   日付   > 28 29 30 31  1  2  3
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
7月28日の太陽黒点相対数は、75、6月の月平均値は、65でした。
7月28日の太陽黒点総面積は、780でした。
7月28日のf10.7は、123でした。
7月28日の地磁気K指数合計は、19、最大のK指数は、3でした。
短波伝搬を予測するための、7月と、8月と、9月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ62、64、65です。



宇宙天気情報より抜粋




【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 7/29 12:07
M6.1の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場の強まりは終わりました。


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宇宙天気ニュース
Supported byKNCT
http://swnews.jp/


◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (18:01) 7/29
今日、M6.1の中規模フレアが発生しました。
また、M2.8の中規模フレアが昨日発生しています。(オレンジ色表示)
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。


フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/29
15:15
M2.3
12:11
C2.3
05:31
M6.1
7/28
16:19
C1.7
05:15
C2.0
01:41
M2.8
7/27
22:55
C1.5
20:44
C2.5
14:56
C2.4
12:56
C5.0
11:24
C1.7



2012/ 7/29 12:07 更新
今朝、M6.1の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場の強まりは終わりました。


今朝、29日5時半(世界時28日20時半)に、太陽の南東(左下)の1532黒点群で、
M6.1の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星による動画を掲載します。
GOES衛星のX線グラフでは、短時間の変化のフレアです。

このフレアに連動して、南東端付近のプロミネンスが噴き上がっています。
CMEも発生していますが、まだデータが揃っていないので、
明日、紹介することにします。
地球からはほとんど横に向かっているので、目立った影響はないでしょう。

太陽では、1532群、1530群、1528群とともに、
北東(左上)に新しく現われた1534黒点群や、
その向こうの東端付近などでも小さなフレア活動が発生しています。
今後も、Cクラス、Mクラスのフレアが発生する可能性があります。

太陽風は、昨日のニュース以降は磁場強度が次第に下がり、
現在は5nTと平均的な強さに戻っています。
一方、速度には変化がなく、350~400km/秒とやや低速の状態に留まっています。

磁場の南北成分を見ると、昨日のニュースの頃まではずっと北を向いていましたが、
その後、南に向かって変化して、
28日20時(世界時28日11時)以降は南向きが続くようになりました。
そして、磁場強度の弱まりとともに、南向きも小さくなって、
今朝、0nT付近に戻っています。

この変化の様子を見ると、
CMEによって噴出した磁場の強まりが流れてきたのではないかと思います。
STEREO衛星でデータをさかのぼってみると、
25日のCOR2の動画で、Ahead衛星では左向きに、
Behind衛星では右向きに、
それぞれ地球のある方向に向かって小規模のCMEが噴出しています。
この影響が3日ほどかけて地球にやって来たのかもしれません。

一方、前周期までは見られていたコロナホールの影響が、
今回はすっかり消えてしまったのでしょうか。
もう2日ほど太陽風の様子に注目してください。

磁気圏では、昨夜以降の長時間の南向き磁場の影響で、
AE指数に中規模の変化が発生しています。



宇宙天気ニュースより抜粋




台風10号 15時00分発表
台風詳細
アジア名:Damrey(ダムレイ)
北緯25度55分
東経145度50分
大きさ:---
強さ:---
中心気圧:996hPa
最大風速:中心付近で20m/s
進行方向:西
速度:ゆっくり
暴風半径:---
強風半径:中心から北東330km
中心から南西220km


台風概況

2012年7月29日16時30分発表 台風第10号は、29日15時には父島の東南東約380kmにあって、西へゆっくり進んでいます。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m/sです。この台風は、30日15時には父島の東南東約210km付近に進み、31日15時には父島の西北西約220km付近を通って、1日15時には日本の南に達する見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、しけ~大しけとなるため厳重な警戒が必要です。次回の台風情報は、29日22時30分の予定です。





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