【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 7/20 11:04
西の端の1520黒点群でM7.74の中規模フレアが発生 CMEが噴出




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宇宙天気ニュース
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◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (13:31) 7/20
昨日、M7.7の中規模フレアが発生しています。(朱赤色表示)
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子も強くなっています。(朱赤色表示)


フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/20
---
---
7/19
13:50
M7.7
09:01
C2.4
07:01
C4.5
7/18
14:46
C3.0
11:54
C3.9


2012/ 7/20 11:04 更新
西の端の1520黒点群でM7.74の中規模フレアが発生しました。CMEが噴出しています。


西に沈んで行った1520黒点群で、M7.7の中規模フレアが発生しました。
昨日の昼、19日13時半(世界時19日4時半)です。

その様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
このカメラは、1000万度(Wikipediaによると、40万度、1000万度、1600万度の3種)と、
いつも掲載しているAIA193(120万度、2000万度)よりも、
高い温度の変化を良く見ることができる様です。
(どちらも、代表的な温度が複数あるので単純ではありませんが)

フレアの輝きが目立って写っていたので今日はこちらを掲載しました。
いつものAIA193(動画)とは違う雰囲気の動画をお楽しみ下さい。

GOES衛星のX線グラフを見ると、このフレアは半日にわたって変化が続いています。
この様な時は、CME(太陽ガスの放出現象)を伴っていることが多く、
SOHO衛星LASCO C2, C3カメラを見ると、
太陽から右に向かってコロナガスの激しい噴出が発生しています。

地球からは横方向に向かっているので、影響はないと思われますが、
動画を見ていると、広角に噴き出しているようで、
多少は変動がやって来るかもしれません。
明後日くらいの太陽風に弱い擾乱が見られるかもしれません。
少し期待して見ていて下さい。

1520群が没して、太陽は一気に寂しくなりました。
黒点群は3つありますが、1525群が多少目立っている程度です。
しかし、GOES衛星のX線カメラでは、
この領域は小さなフレア活動を頻繁に起こしています。
今後、発達に向かうのかどうか注目してください。

また、フレアに伴って、太陽放射線(非常に高速の陽子線)も少し増えています。

太陽風は、ゆっくりと400km/秒を割って、
現在は380km/秒と低速に変わりつつあります。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁気圏も基本的に穏やかです。
AE指数は、小さな変動が頻繁に見られますが、
特に強まる様子はありません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナを見ると、
南半球の中心線に小さなコロナホールが達しています。
3日後の23日頃から、太陽風に多少の影響が見られるかもしれません。

放射線帯の高エネルギー電子が、
2つのGOES衛星で10,000に達する高い状態になっています。
人工衛星などで注意が必要な状態になっています。



宇宙天気ニュースより抜粋