【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 7/11 15:00
Mクラスフレアが発生し、太陽活動は活発
太陽風速度は、高速な500km/s前後へ上昇しましたが、地磁気活動は静穏



http://swc.nict.go.jp/contents/

2012/07/11 15:00 更新
活動領域1520でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後から高速な500km/s前後へ上昇しましたが、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

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宇宙天気情報

◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (18:51) 7/11
今日、C9.9の小規模フレアが発生しました。
また、M6.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。


フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/11
17:23
C9.9
14:07
C3.4
08:56
C3.0
05:06
C3.2
00:27
C5.6
7/10
22:38
C8.2
21:37
C4.6
21:07
C5.5
18:00
C4.1
17:15
C4.4
15:05
M2.1
13:58
M1.7
13:31
C7.0
12:37
C3.9
10:24
C3.8
09:05
C4.7
08:31
C5.0
08:03
M1.1
04:46
C5.0
7/ 9
22:38
C5.3
21:07
C4.4
18:11
C7.6
17:03
C7.9
16:03
C4.5
14:43
C4.5
14:22
C5.9
12:37
C6.4
04:20
C6.6
04:01
C6.3
03:00
C9.2
02:30
C8.8
01:22
M6.9



宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年07月11日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1520でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後から高速な500km/s前後へ上昇しましたが、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○太陽活動

太陽活動は活発でした。
活動領域1520で10日6時5分(UT)にM2.0/1Fフレアが発生しました。
また、活動領域1520、1521などでCクラスフレアが多数発生しました。

活動領域1519は、黒点数が減少しました。
活動領域1521は、面積・黒点数が増加しました。
活動領域1515は、太陽面の裏側へ回り込みました。

Mクラスフレアが発生した活動領域1520は、面積が大きく、磁場構造が非常に複雑な形状をしているため、今後もMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後から高速な500km/s前後へ緩やかに上昇しました。
この間、太陽風の磁場強度は、強い10nT前後からやや強い5nT前後へ下降し、磁場の南北成分は、一時-8nT前後の強い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。

SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、11日1時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
STEREO衛星の太陽コロナ画像(COR)によると、コロナガスは太陽裏側へ向かって放出されているため、地磁気への影響はないでしょう。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、現在、太陽面には今後の地磁気活動に影響を与えそうなコロナホールはありません。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、3[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、7000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html

○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

国分寺(東京)
10日
 19:45から20:00
11日
 12:45

山川(鹿児島)
11日
 07:45
 09:00から10:00
 10:45から11:00

大宜味(沖縄)
10日
 20:15から22:30
11日
 08:45から10:30
 11:30から12:00
 13:30から14:45

F層臨界周波数は、10日の夕方から夜遅くにかけて国分寺(東京)でやや低め、夜のはじめ頃に稚内(北海道)でやや低めでした。
また、11日の未明に大宜味(沖縄)でやや低め、明け方に稚内(北海道)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、10日の昼過ぎから11日の昼前にかけて、日本各地でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:7月10日)
<   日付   > 11 12 13 14 15 16 17
<デリンジャー現象>  1  1  1  1  1  1  1
< 短波伝搬状態 >  3  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
7月10日の太陽黒点相対数は、84、6月の月平均値は、65でした。
7月10日の太陽黒点総面積は、1640でした。
7月10日のf10.7は、168でした。
7月10日の地磁気K指数合計は、16、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、7月と、8月と、9月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ62、64、65です。



宇宙天気情報より抜粋