【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 6/28 15:00 Cクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発 太陽風速度はやや高速な500km/s前後へ緩やかに上昇
コロナホールの影響が30日頃から到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。



http://swc.nict.go.jp/contents/


2012/06/28 15:00 更新
活動領域1512、1513などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後からやや高速な500km/s前後へ緩やかに上昇しましたが、地磁気活動は静穏でした。
コロナホールの影響が30日頃から到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は、明日頃まで静穏な状態が予想されます。

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宇宙天気情報

◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (01:31) 6/29
今日、M2.4の中規模フレアが発生しました。(黄色表示)
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。




フレア (GOES)

発生日 JST 検出

6/29
01:03
M2.4

6/28
13:33
C4.2

11:09
C2.6

6/27
21:33
C3.4

19:49
C1.6

16:40
C3.2

14:18
C3.4



宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年06月28日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1512、1513などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後からやや高速な500km/s前後へ緩やかに上昇しましたが、地磁気活動は静穏でした。
コロナホールの影響が30日頃から到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は、明日頃まで静穏な状態が予想されます。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1512、1513などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、太陽面で28日4時45分(UT)に発生したC4.2フレアでした。
国立天文台野辺山太陽電波研究所の電波画像(電波へリオグラフ)によると、このフレアは活動領域1512付近で発生した模様です。

活動領域1512は、面積・黒点数が増加し、磁場構造が単純なβからやや複雑なβγに変化しました。
活動領域1513は、面積・黒点数がやや増加しました。
活動領域1514、1515が、新たに太陽面の東端から回り込んできました。

Cクラスフレアが発生した活動領域1512、1513では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、通常速度の400km/s前後からやや高速な500km/s前後へ緩やかに上昇しました。
この間、太陽風の磁場強度はやや強い5~7nTで推移し、磁場の南北成分は時折-5nT前後の弱い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。
その後、太陽風速度はやや高速な450km/s前後へ緩やかに下降しました。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、北半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールは高緯度にあり小規模であるため、今後の地磁気への影響は小さいと予想されます。
また、北半球の東15度付近にもコロナホールがあります。
このコロナホールは本日から明日頃にかけて、太陽面の子午線を通過する見通しです。
その後、30日頃から影響が到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は、明日頃まで静穏な状態が予想されます。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、1000[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

稚内(北海道)
27日
 15:15から16:15
28日
 08:45から09:15
 10:30から10:45
 13:00から13:30
 14:15から14:45

国分寺(東京)
28日
 13:45

山川(鹿児島)
28日
 10:45から11:45

大宜味(沖縄)
27日
 21:00
28日
 09:45
 13:30

F層臨界周波数は、27日の夕方から28日の未明にかけて国分寺(東京)と大宜味(沖縄)でやや低めでした。
また、28日の昼過ぎに大宜味(沖縄)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、27日の昼過ぎから夕方にかけて低緯度の地域でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:6月26日)
<   日付   > 27 28 29 30  1  2  3
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
6月27日の太陽黒点相対数は、55、5月の月平均値は、69でした。
6月27日の太陽黒点総面積は、570でした。
6月27日のf10.7は、104でした。
6月27日の地磁気K指数合計は、11、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、6月と、7月と、8月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ67、68、70です。




宇宙天気情報より抜粋