【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 6/18 15:00 Cフレア数回発生 太陽活動やや活発 太陽風磁場の南北成分が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は活発
16日9時55分(UT)に地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。



http://swc.nict.go.jp/contents/


2012/06/18 15:00 更新
活動領域1504などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の420km/s前後で推移しましたが、磁場の南北成分が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は活発でした。
16日9時55分(UT)に地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
今後の地磁気活動は静穏な状態が予想されます。


>> つづき↓↓


宇宙天気情報


◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (23:43) 6/18
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。(黄緑色表示)
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。


宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年06月18日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1504などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の420km/s前後で推移しましたが、磁場の南北成分が非常に強く南を向いた状態が続いたため、地磁気活動は活発でした。
16日9時55分(UT)に地磁気嵐が発生し、現在も継続中です。
今後の地磁気活動は静穏な状態が予想されます。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1504などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、活動領域1504で17日17時36分(UT)に発生したC3.9/SFフレアでした。

活動領域1504は、黒点数がやや減少し、磁場構造がやや複雑なβγから単純なβへ変化しました。
その他の活動領域には、目立った変化はありませんでした。

STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、南半球にあるやや明るい領域が、太陽面の東端から新たに回り込みつつあります。
この領域は、概ね静穏な状態にある模様です。

現在太陽面にある活動領域のうち、Cクラスフレアの発生した活動領域1504では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は活発でした。
太陽風速度は通常速度の420km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は非常に強い30nT前後から弱い5nT前後へ緩やかに下降しましたが、磁場の南北成分は、17日6時(UT)頃から11時(UT)頃まで、-20nT前後の非常に強い南向きの状態が続いたため、地磁気が乱れました。

気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、昨日の日報にて報告したSI(地磁気水平成分の急増)は、16日9時55分(UT)発生のSC型(急始型)地磁気嵐として報告されています。
この地磁気嵐による地磁気水平成分の変化量は約223nTで、現在も継続中です。
この地磁気嵐は、12日(UT)から14日(UT)にかけて発生したCME(コロナ質量放出)の影響によるものと考えられます。

現在、太陽風の磁場強度は弱い5nT前後まで下降しており、地磁気嵐の原因と考えられるCME(コロナ質量放出)の影響は、ほぼ終息しつつあると考えられます。
今後の地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、3[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、400[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

稚内(北海道)
18日
 00:00
 01:45から02:00
 10:00から11:00

国分寺(東京)
18日
 00:45
 03:15

山川(鹿児島)
18日
 01:00から01:15
 03:00から04:15
 06:15から06:30
 07:30から07:45
 08:45

大宜味(沖縄)
17日
 15:00
 16:45
18日
 06:45
 07:30から07:45
 09:30から09:45

F層臨界周波数は、17日の夕方に国分寺(東京)と大宜味(沖縄)でやや低め、夜のはじめ頃に大宜味(沖縄)でやや低めでした。
また、17日の夜遅くから18日の明け方にかけて稚内(北海道)と国分寺(東京)でやや低め、18日の未明から朝にかけて山川(鹿児島)と大宜味(沖縄)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、17日の夜のはじめ頃に低緯度の地域でやや低め、夜遅くに高緯度の地域でやや低めでした。
また、18日の未明から朝にかけて日本各地でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:6月15日)
<   日付   > 16 17 18 19 20 21 22
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
6月17日の太陽黒点相対数は、66、5月の月平均値は、69でした。
6月17日の太陽黒点総面積は、978でした。
6月17日のf10.7は、133でした。
6月17日の地磁気K指数合計は、34、最大のK指数は、5でした。
短波伝搬を予測するための、6月と、7月と、8月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ67、68、70です。




宇宙天気情報より抜粋