【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 6/12 12:00 太陽風磁場南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。

Dst指数(京都大学WDC)も、今回の太陽風の乱れに関係して、
-60nTの変化を記録しています。
赤道を取り巻く環電流が発達して、小規模の磁気嵐になっているようです。

また、放射線帯の高エネルギー電子は、激しく変動しています。




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宇宙天気ニュース
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◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (01:21) 6/13
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。



これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト)
2012/ 6/ 7 11:07 M2の中規模フレアが発生しました。太陽風は高速ですが、650km/秒と下がりつつあります。
2012/ 6/ 8 15:18 大きめのCクラスフレアが2回発生しました。高速の太陽風は続いていますが、速度は低下傾向です。
2012/ 6/ 9 14:51 CMEが発生しています。太陽風の速度は下がり、高速風は終わりつつあります。
2012/ 6/10 13:32 Mクラスのフレアが発生しました。太陽風は平均的な風になり、磁気圏も穏やかです。
2012/ 6/11 12:15 黒点数の推移を紹介します。太陽はM1のフレアが発生しています。太陽風は穏やかです。



2012/ 6/12 12:00 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏活動が強まっています。


太陽風磁場が南向きに振れ続け、活発な磁気圏活動が発生しています。
昨日のニュース以降、太陽風の磁場強度はゆっくりと強まり、
昨日の5nTから、今朝、12日5時(世界時11日20時)頃には10nTに達しました。

その間、磁場の南北成分は安定した南向きが続きました。
-4nTから次第に強まり、
日本時間で今日の早朝には、-10nTまで大きく強まりました。
その間、太陽風の速度は400~430km/秒と平均的な状態で安定しています。

磁場変化の様子から、7日か8日に太陽で発生したCMEによって、
磁場のかたまりが流れて来たのかもしれません。

この影響で、AE指数は、500nTから1000nTに達する活発な変動が
1日を通して観測されています。
その中の、世界時11日18~20時の南極・昭和基地のオーロラを動画で紹介します。
途中、激しい輝きが空を右から左に横断していきます。
素晴らしい光景です。

現在の太陽風の磁場は、南北成分が南向きから0nT付近に切り替わっています。
太陽風磁場の大まかな方向が反転しているところの様です。
このため、太陽風の磁場強度の強まりはもうしばらく続くかもしれませんが、
南向きへの偏りは弱まり、その場合は磁気圏変動も規模が小さくなるでしょう。

Dst指数(京都大学WDC)も、今回の太陽風の乱れに関係して、
-60nTの変化を記録しています。
赤道を取り巻く環電流が発達して、小規模の磁気嵐になっているようです。

また、放射線帯の高エネルギー電子は、激しく変動しています。
変動が終わる頃に、大きく強まっている可能性もあるので、
明日のデータに注目してください。

太陽は、1507黒点群でC1台の小さなフレアが頻繁に発生しています。
となりの1504黒点群と共に、黒点の形が変化を続けており、
今後も、小中規模のフレアを起こす可能性があります。



宇宙天気ニュースより抜粋