【覚書】NICT情報-宇宙天気情報 5/24 15:00 Bクラスの小さな活動が発生しましたが、太陽活動は静穏でした。太陽風速度は、高速な580~650km/sで推移し、太陽風の磁場が一時強く南を向いたため、地磁気活動はやや活発でした。



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2012/05/24 15:00 更新
活動領域1484でBクラスの小さな活動が発生しましたが、太陽活動は静穏でした。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、高速な580~650km/sで推移し、太陽風の磁場が一時強く南を向いたため、地磁気活動はやや活発でした。
今後の地磁気活動は静穏な状態となるでしょう。

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宇宙天気情報


◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (19:31) 5/24
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。



宇宙天気情報

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年05月24日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1484でBクラスの小さな活動が発生しましたが、太陽活動は静穏でした。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、高速な580~650km/sで推移し、太陽風の磁場が一時強く南を向いたため、地磁気活動はやや活発でした。
今後の地磁気活動は静穏な状態となるでしょう。


○太陽活動

太陽活動は静穏でした。
活動領域1484で、Bクラスの小さな活動が発生しました。

活動領域1482、1483は、本日から明日にかけて太陽面の裏側へ回り込む見通しです。
活動領域1484は、面積と黒点数がやや減少しました。
活動領域1489が、新たに出現しました。
活動領域1479は、太陽面の裏側へ回り込みました。

STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、南半球にあるやや明るい領域が、太陽面の東端から回り込みつつありますが、この領域は概ね静穏な状態にある模様です。

太陽面の各活動領域のうち、面積がやや大きい活動領域1482、1484、1486では、今後、Cクラスフレアが発生する可能性があります。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動はやや活発でした。
太陽風速度は、高速な580~650km/sで推移しました。
太陽風の磁場強度は、やや強い8nT前後から弱い4nT前後へ緩やかに下降しましたが、磁場の南北成分は、一時-6nT前後の強い南向きの状態となったため、地磁気がやや乱れました。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、低緯度のコロナホールは太陽面の西45度付近を通過しました。
また、北半球にあるコロナホールが現在西45度付近を通過中ですが、こちらのコロナホールはやや高緯度にあり小規模であるため、今後の地磁気への影響は小さいと予想されます。

現在、太陽風速度は高速な状態で推移していますが、太陽風の磁場強度は既に下降しています。
今後の地磁気活動は静穏な状態となるでしょう。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、1000[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

国分寺(東京)
23日
 16:15から18:00
 18:45から19:00
 22:00
24日
 09:15から10:00

山川(鹿児島)
23日
 18:15
 20:00
24日
 13:00から13:30

大宜味(沖縄)
23日
 15:00
 21:45
 23:00
24日
 09:45から12:15
 13:30から13:45
 14:30から14:45

F層臨界周波数は、23日の夕方に大宜味(沖縄)でやや低め、24日の昼頃に国分寺(東京)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、概ね平均値付近で推移しました。

※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※稚内(北海道)は、観測機器のメンテナンスのため、一部時間帯のデータが確認できない状態となっています。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:5月22日)
<   日付   > 23 24 25 26 27 28 29
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
5月23日の太陽黒点相対数は、63、4月の月平均値は、55でした。
5月23日の太陽黒点総面積は、650でした。
5月23日のf10.7は、123でした。
5月23日の地磁気K指数合計は、20、最大のK指数は、4でした。
短波伝搬を予測するための、5月と、6月と、7月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ75、78、81です。



宇宙天気情報より抜粋