【覚書】NICT情報-宇宙天気情報5/19 15:00 Cクラスフレア数回発生 太陽活動はやや活発 太陽風速度は、やや低速な360km/sからやや高速な460km/sの間で推移 大規模なプロトン現象は終了



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2012/05/19 15:00 更新
活動領域1476、1479などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な360km/sからやや高速な460km/sの間で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
17日2時10分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、18日16時(UT)頃に終了しました。

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宇宙天気情報


◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (21:11) 5/19
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
また、M5.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。


◇フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/19 08:41 C2.2
__ 03:30 C1.9
__ 00:44 C2.0

5/18 21:52 C1.8
__ 16:52 C3.6

5/17 09:45 M5.1 **



【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年05月19日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1476、1479などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な360km/sからやや高速な460km/sの間で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
17日2時10分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、18日16時(UT)頃に終了しました。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1476、1479などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、太陽面の裏側へ回り込んだ活動領域1476で18日7時53分(UT)に発生したC3.6フレアでした。

活動領域1476は、太陽面の裏側へ回り込みました。
活動領域1481は、衰退しました。
活動領域1482は、黒点数がやや増加しました。

STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、南半球にあるやや明るい領域が、本日から明日にかけて太陽面の東端から回り込んでくる見通しです。
この領域は、概ね静穏な状態にある模様です。

面積がやや大きい活動領域1482、1484では、今後、Cクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な360km/sからやや高速な460km/sの間で推移しました。
太陽風の磁場強度は、やや強い6nT前後で推移し、磁場の南北成分は一時-5nT前後の強い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、子午線付近にコロナホールがありますが、小規模であるため、今後の地磁気への影響は小さいと予想されます。

今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○プロトン現象

17日2時10分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、18日16時(UT)頃に終了しました。
この現象により、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、17日4時30分(UT)に最大255[個/cm^2/sec/sr]に達しました。
現在は5[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しています。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー粒子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/pro_3d.html


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、2000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

稚内(北海道)
19日
 14:30から14:45

国分寺(東京)
18日
 19:45から20:15
 22:15
19日
 06:00から06:30
 09:15から11:00
 12:00

山川(鹿児島)
18日
 16:15から16:30
 19:30から19:45
 21:30から22:15

大宜味(沖縄)
18日
 22:00から23:45
19日
 00:00

F層臨界周波数は、18日の夜のはじめ頃に大宜味(沖縄)でやや低めでした。
また、18日の夜遅くから19日の明け方にかけて国分寺(東京)でやや高め、19日の明け方に大宜味(沖縄)でやや高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、18日の夕方に低緯度の地域でやや高めでした。
また、19日の明け方から朝にかけて中低緯度の地域でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:5月18日)
<   日付   > 19 20 21 22 23 24 25
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
5月18日の太陽黒点相対数は、81、4月の月平均値は、55でした。
5月18日の太陽黒点総面積は、770でした。
5月18日のf10.7は、135でした。
5月18日の地磁気K指数合計は、12、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、5月と、6月と、7月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ75、78、81です。



宇宙天気情報より抜粋