【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 5/8 10:21 M1.9の中規模フレア発生 CME噴出 明日くらいから高速の太陽風が到来しそうです。



宇宙天気ニュース
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◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (23:31) 5/8
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが昨日発生しています。(黄緑色表示)
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。



2012/ 5/ 8 10:21 更新
M1.9の中規模フレアが発生してCMEも噴出しています。明日くらいから高速の太陽風が到来しそうです。


活発にフレアの発生が続いています。
昨日のニュース以降は、
太陽の北東の1476黒点群で、
7日11時半(世界時7日2時半)にC7.1、
7日20時(世界時7日11時)にC7.9、
8日2時半(世界時7日17時半)にC7.4、
などの大きめのCクラスフレアが発生し、
太陽の南西の1471黒点群でも、
7日23時(世界時7日14時)にM1.9の中規模フレアが発生しています。

M1.8の中規模フレアの様子を、GOES衛星のX線カメラの動画で紹介します。
このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しているようで、
太陽を左奥側から見ているSTEREO Behind衛星のコロナグラフでは、
太陽全体を包むように白いガスが広がっている様子を見ることが出来ます。
このガスは、衛星からは太陽の向こう側に噴き出していると思われます。
やや斜め方向ですが、3日後の11日頃に、地球にもある程度の影響が及びそうです。

太陽の北東の1476黒点群は、大きくて複雑な姿を保っています。
今後もフレアの発生が続きそうです。

太陽風は、穏やかな状態が続いています。
速度(ACEの図の黄色線)は、300~320km/秒と遅い状態で安定しています。
磁場強度(白線)は、3nTから8nTの間をゆっくりと変化していますが、
南北成分(赤線)は北向き(プラス方向)に向いているため、磁気圏への影響は小さく、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは全く変化していません。

今日はこのまま穏やかに経過して、
明日くらいからコロナホールによる高速の太陽風に変わりそうです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の中心部に南北(縦方向)に広がるコロナホール(薄暗い領域)は、
太陽の中心線を過ぎて、西半球に移っています。
このコロナホールが太陽の右側に半分ほど動いた頃が、
高速太陽風が地球に到達する目安です。




宇宙天気ニュースより抜粋