【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 5/02 15:00 Cクラスフレア数回発生、太陽活動はやや活発
高エネルギー電子やや高いレベル


2012/05/02 15:00 更新
黒点群のない活動領域1468でCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は低速な300km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

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◇宇宙天気情報


◇宇宙天気情報BOXより
最新状況 (19:41) 5/02
今日、C1.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。(山吹色表示)



【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年05月02日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

黒点群のない活動領域1468でCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は低速な300km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
黒点群のない活動領域1468で1日22時46分(UT)にC1.2/SFフレア、2日1時31分(UT)にC1.8/SFフレアが発生しました。

活動領域1466は、太陽面の裏側へ回り込みつつあります。
活動領域1469、1472は、黒点数が減少しました。
活動領域1473が、新たに出現しました。
活動領域1470は、衰退しました。

STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、北半球にあるやや明るい領域が太陽面の東端から回り込みつつあります。
この領域は、概ね静穏な状態にある模様です。

面積がやや大きい活動領域1471では、今後、Cクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、低速な300km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は、弱い4nT前後で推移し、磁場の南北成分は、時折-4nT前後の弱い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。

SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、1日7時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
コロナガスは太陽面から向かって南西方向に放出されており、概ね地球方向をそれているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、このCMEは、太陽面南西で発生したフィラメント噴出に伴う現象と考えられます。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面には、地磁気に影響がありそうなコロナホールはありません。

今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、10000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

山川(鹿児島)
1日
 18:15から19:15

大宜味(沖縄)
1日
 15:45
 16:45
 17:15から20:00

F層臨界周波数は、1日の夕方から夜のはじめ頃にかけて国分寺(東京)でやや高めでした。
また、国分寺(東京)で2日の朝にやや高め、昼頃にやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、1日の昼過ぎから夕方にかけて低緯度の地域でやや低め、夕方から夜のはじめ頃にかけて中緯度の地域でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※山川(鹿児島)、大宜味(沖縄)は、現在、一部時間帯のデータが確認できない状態となっています。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:5月1日)
<   日付   >  2  3  4  5  6  7  8
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
5月01日の太陽黒点相対数は、68、4月の月平均値は、55でした。
5月01日の太陽黒点総面積は、610でした。
5月01日のf10.7は、110でした。
5月01日の地磁気K指数合計は、0、最大のK指数は、0でした。
短波伝搬を予測するための、5月と、6月と、7月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ75、78、81です。




宇宙天気情報より抜粋