【覚書】NICT情報-宇宙天気情報4/23 15:00 Cクラスフレアが数回発生 23日2時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風の磁場は強く、時折南向きとなる状態が続く 今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。




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◇宇宙天気情報

2012/04/23 15:00 更新

活動領域1459、1465などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、低速な340km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
23日2時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風の磁場は強く、時折南向きとなる状態が続いています。
今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。

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【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年04月23日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1459、1465などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、低速な340km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
23日2時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風の磁場は強く、時折南向きとなる状態が続いています。
今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1459、1465などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、活動領域1465で22日21時42分(UT)に発生したC2.4/SFフレアでした。

活動領域1459、1462は黒点数が減少し、活動領域1460は面積・黒点数が減少しました。
活動領域1465は、面積がやや増加しました。
活動領域1466が、新たに出現しました。
活動領域1461は衰退し、活動領域1463は太陽面の裏側へ回り込みました。

STEREO衛星の極端紫外線の画像(EUVI)によると、本日から明日にかけて、やや明るい領域が新たに太陽面の東端から回り込んでくる見通しですが、この領域は概ね静穏な状態にある模様です。

面積がやや大きい活動領域1460、1462や、Cクラスフレアが発生した活動領域1459、1465では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、低速な340km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は、やや強い10nT前後から5nT前後へ緩やかに下降し、磁場の南北成分は、時折-5~-8nTの強い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。
その後、23日2時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風速度は通常速度の380km/s前後、太陽風の磁場強度は強い12nT前後へそれぞれ上昇しました。
この衝撃波は、19日16時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の余波が到来したものと考えられます。

SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、22日15時(UT)頃にCMEが発生しました。
コロナガスは南西方向へ放出されており、地球方向を概ねそれているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA304)によると、このCMEは、太陽面南西の端付近で発生したフィラメント噴出に伴う現象と考えられます。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、北半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
また、西10度付近にもコロナホールがありますが、いずれも小規模であるため、今後の地磁気への影響は小さいと予想されます。

現在、太陽風の磁場強度は強い12nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-5~-10nTのかなり強い南向きとなる状態が続いているため、今後、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。


○プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、100[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。

F層臨界周波数は、22日の夕方に国分寺(東京)でやや高め、夕方から23日の明け方にかけて大宜味(沖縄)でやや高めでした。
また、23日の明け方に国分寺(東京)でやや高め、昼過ぎに大宜味(沖縄)でやや高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、22日の昼過ぎに中高緯度の地域でやや低め、夕方から夜のはじめ頃にかけて低緯度の地域でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:4月20日)
<   日付   > 21 22 23 24 25 26 27
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。


○活動度指数

活動度の指数です。
4月22日の太陽黒点相対数は、81、3月の月平均値は、64でした。
4月22日の太陽黒点総面積は、1490でした。
4月22日のf10.7は、148でした。
4月22日の地磁気K指数合計は、14、最大のK指数は、3でした。
短波伝搬を予測するための、4月と、5月と、6月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ84、88、93です。





宇宙天気情報より抜粋