【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース4/20 10:09 C7.0フレア発生
宇宙天気ニュース
Supported byKNCT
2012/ 4/20 10:09 更新
太陽の西の端でC7.0のフレアが発生しました。太陽風は低速風になり、磁気圏も穏やかです。
イエローナイフのYoshi Otsukaさんより、素晴らしいオーロラの写真が届きました。
世界時17日6時48分と18日5時13分の撮影です。
昨日(18日のデータ)と一昨日(17日のデータ)の記事中のデータと比較してみましょう。
AE指数の図の上半分、AU、ALと書かれているグラフに注目してください。
すると、上記のオーロラ写真の撮影時刻に、
どちらの図もマイナス方向(下向き)にグラフの線が大きく伸びています。
特に、一昨日の記事のグラフは、世界時17日7時頃の変化が目立っています。
このマイナス向きの急な変化は、オーロラ爆発が発生したときに見られる変化です。
Otsukaさんはこのオーロラ爆発によるオーロラの激しい輝きを捉えたのでしょう。
Otsukaさんによると、4月はオーロラ観測にはとてもよい季節だとのことです。
ただし、日を追う毎に夜が短くなっている状況で、連休の後半がぎりぎりだそうです。
素晴らしい写真をどうもありがとうございます。
今日はもうひとつ話題があります(新聞などで紹介されていました)。
国立天文台によると、
太陽観測衛星「ひので」で行っている太陽の磁場分布の観測から、
太陽活動の11年周期として知られる磁場極性反転の進行状況が詳しく調べられ、
今周期の極性反転の様子が、通常の反転の仕方とは異なっている様だとのことです。
http://hinode.nao.ac.jp/news/120419PressRelease/
詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、
現在、太陽の北極側は、磁場反転がかなり進んでいるのに対して、
南極側はほとんど進んでいないそうで、
その非対称な構造に対する興味と、
今後の太陽活動に対する注目が指摘されています。
記事の後半にある「発表資料」の2つのPDFファイルをぜひご覧ください。
たくさんの図と、簡単なコメントが添えられていて、
読んでいて楽しく、分かりやすいです。
その太陽では、1460。1462黒点群がやや大きくなっています。
フレアの活動としては、19日20時(世界時19日11時)に、
西の端でC7.0の大きめの小規模フレアが発生していますが、
その他にも小さなフレアがあちこちで起きていて、
しばらく太陽活動に注意が必要の様です。
太陽風は、昨日のニュースの後も速度が下がり続け、
現在は330km/秒と遅い風に変わっています。
磁場強度も、3~4nTと弱まっています。
磁気圏も概ね静穏です。
太陽風は今後も穏やかな状態が続くと思われますが、
27日周期の図を見ると、前周期の3月23日にセクターの切り替わりが到来しています。
今日くらいに、この切り替わりが回帰してくるかもしれません。
それに伴って太陽風の磁場が乱れ、オーロラの活動を強める可能性があります。
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2012/ 4/20 10:09 更新
太陽の西の端でC7.0のフレアが発生しました。太陽風は低速風になり、磁気圏も穏やかです。
イエローナイフのYoshi Otsukaさんより、素晴らしいオーロラの写真が届きました。
世界時17日6時48分と18日5時13分の撮影です。
昨日(18日のデータ)と一昨日(17日のデータ)の記事中のデータと比較してみましょう。
AE指数の図の上半分、AU、ALと書かれているグラフに注目してください。
すると、上記のオーロラ写真の撮影時刻に、
どちらの図もマイナス方向(下向き)にグラフの線が大きく伸びています。
特に、一昨日の記事のグラフは、世界時17日7時頃の変化が目立っています。
このマイナス向きの急な変化は、オーロラ爆発が発生したときに見られる変化です。
Otsukaさんはこのオーロラ爆発によるオーロラの激しい輝きを捉えたのでしょう。
Otsukaさんによると、4月はオーロラ観測にはとてもよい季節だとのことです。
ただし、日を追う毎に夜が短くなっている状況で、連休の後半がぎりぎりだそうです。
素晴らしい写真をどうもありがとうございます。
今日はもうひとつ話題があります(新聞などで紹介されていました)。
国立天文台によると、
太陽観測衛星「ひので」で行っている太陽の磁場分布の観測から、
太陽活動の11年周期として知られる磁場極性反転の進行状況が詳しく調べられ、
今周期の極性反転の様子が、通常の反転の仕方とは異なっている様だとのことです。
http://hinode.nao.ac.jp/news/120419PressRelease/
詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、
現在、太陽の北極側は、磁場反転がかなり進んでいるのに対して、
南極側はほとんど進んでいないそうで、
その非対称な構造に対する興味と、
今後の太陽活動に対する注目が指摘されています。
記事の後半にある「発表資料」の2つのPDFファイルをぜひご覧ください。
たくさんの図と、簡単なコメントが添えられていて、
読んでいて楽しく、分かりやすいです。
その太陽では、1460。1462黒点群がやや大きくなっています。
フレアの活動としては、19日20時(世界時19日11時)に、
西の端でC7.0の大きめの小規模フレアが発生していますが、
その他にも小さなフレアがあちこちで起きていて、
しばらく太陽活動に注意が必要の様です。
太陽風は、昨日のニュースの後も速度が下がり続け、
現在は330km/秒と遅い風に変わっています。
磁場強度も、3~4nTと弱まっています。
磁気圏も概ね静穏です。
太陽風は今後も穏やかな状態が続くと思われますが、
27日周期の図を見ると、前周期の3月23日にセクターの切り替わりが到来しています。
今日くらいに、この切り替わりが回帰してくるかもしれません。
それに伴って太陽風の磁場が乱れ、オーロラの活動を強める可能性があります。