【覚書】NICT情報-宇宙天気ニュース 3/27 15:00 太陽活動はやや活発 CME(コロナ質量放出)が発生
2012/03/27 15:00 更新
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
>> つづき↓↓
◇宇宙天気情報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年03月27日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
○太陽活動
太陽活動はやや活発でした。
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、26日23時32分(UT)に発生したC2.7フレアでした。
また、GOES衛星のX線観測によると、27日2時50分(UT)にC5.3フレアが発生しました。
国立天文台野辺山太陽電波研究所の電波画像(電波へリオグラフ)によると、このフレアは活動領域1444で発生した模様です。
活動領域1440が太陽面の裏側へ回り込み、活動領域1443、1446が衰退しました。
一度衰退した活動領域1442に黒点群が再び出現しました。
Cクラスフレアが発生した活動領域1442や面積のやや大きい活動領域1445では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
【地磁気活動】
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は弱い2nT前後からやや強い6nT前後へ上昇し、磁場の南北成分は一時-5nT前後の強い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(COR)によると、26日7時(UT)頃および23時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
前者のCMEは、コロナガスが概ね地球方向をそれて放出されているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
また、後者のCMEは、コロナガスが太陽面裏側へ放出されているため、地磁気への影響はないと予想されます。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面北半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールは小規模であるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html
27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html
(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色
○プロトン現象
静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
○高エネルギー電子
静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、800[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
○電離層
臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。
F層臨界周波数は、26日の夕方から27日の未明にかけて大宜味(沖縄)でやや高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、概ね平均値で推移しました。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※稚内(北海道)は、現在、最新のデータが確認できない状態となっています。
(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。
(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。
デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:3月27日)
< 日付 > 28 29 30 31 1 2 3
<デリンジャー現象> 0 0 0 0 0 0 0
< 短波伝搬状態 > 4 4 4 4 4 4 4
【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
0=ないでしょう・・・・・・30%未満
1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
5=極めて静穏
4=概して静穏
3=やや不安定
2=不安定
1=非常に不安定
○活動度指数
活動度の指数です。
3月26日の太陽黒点相対数は、39、2月の月平均値は、33でした。
3月26日の太陽黒点総面積は、300でした。
3月26日のf10.7は、102でした。
3月26日の地磁気K指数合計は、8、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、3月と、4月と、5月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ93、100、106です。
2012/03/27 15:00 更新
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
>> つづき↓↓
◇宇宙天気情報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年03月27日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
○太陽活動
太陽活動はやや活発でした。
活動領域1442などでCクラスフレアが数回発生し、最大のものは、26日23時32分(UT)に発生したC2.7フレアでした。
また、GOES衛星のX線観測によると、27日2時50分(UT)にC5.3フレアが発生しました。
国立天文台野辺山太陽電波研究所の電波画像(電波へリオグラフ)によると、このフレアは活動領域1444で発生した模様です。
活動領域1440が太陽面の裏側へ回り込み、活動領域1443、1446が衰退しました。
一度衰退した活動領域1442に黒点群が再び出現しました。
Cクラスフレアが発生した活動領域1442や面積のやや大きい活動領域1445では、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
【地磁気活動】
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な350km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は弱い2nT前後からやや強い6nT前後へ上昇し、磁場の南北成分は一時-5nT前後の強い南向きの状態となりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO衛星の太陽コロナ画像(COR)によると、26日7時(UT)頃および23時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
前者のCMEは、コロナガスが概ね地球方向をそれて放出されているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
また、後者のCMEは、コロナガスが太陽面裏側へ放出されているため、地磁気への影響はないと予想されます。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面北半球の西45度付近をコロナホールが通過中です。
このコロナホールは小規模であるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html
27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html
(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色
○プロトン現象
静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
○高エネルギー電子
静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、800[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。
○電離層
臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。
F層臨界周波数は、26日の夕方から27日の未明にかけて大宜味(沖縄)でやや高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、概ね平均値で推移しました。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※稚内(北海道)は、現在、最新のデータが確認できない状態となっています。
(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。
(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。
デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:3月27日)
< 日付 > 28 29 30 31 1 2 3
<デリンジャー現象> 0 0 0 0 0 0 0
< 短波伝搬状態 > 4 4 4 4 4 4 4
【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
0=ないでしょう・・・・・・30%未満
1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
5=極めて静穏
4=概して静穏
3=やや不安定
2=不安定
1=非常に不安定
○活動度指数
活動度の指数です。
3月26日の太陽黒点相対数は、39、2月の月平均値は、33でした。
3月26日の太陽黒点総面積は、300でした。
3月26日のf10.7は、102でした。
3月26日の地磁気K指数合計は、8、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、3月と、4月と、5月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ93、100、106です。