【覚書】NICT情報-宇宙天気情報3/14 15:00(
Mクラスフレア発生、SC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了)
2012/03/14 15:00 更新
活動領域1429でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な600km/s前後から500km/s前後へ下降し、地磁気活動は静穏でした。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
>> つづき↓↓
◇宇宙天気情報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年03月14日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
活動領域1429でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な600km/s前後から500km/s前後へ下降し、地磁気活動は静穏でした。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
○太陽活動
太陽活動は活発でした。
活動領域1429で13日17時12分(UT)にM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生しました。
活動領域1428は衰退しました。
活動領域1429は、磁場構造がやや複雑なβγです。
活動領域1430は、本日中に太陽面の裏側へ回りこむ見通しです。
活動領域1429は面積がやや大きく、磁場構造がやや複雑な形状をしているため、今後もMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、高速な600km/s前後から500km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風の磁場強度はやや強い7nT前後から5nT前後へ下降し、磁場の南北成分は-3nT前後の弱い南向きの状態が続きました。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
この現象による地磁気水平成分の変化量は、最大で約95nTでした。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、13日17時(UT)頃にコロナガスが広範囲に放出されるPartial-Halo型のCME(コロナ質量放出)が発生しました。
このCMEは、13日17時12分(UT)に発生したM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴うものと考えられます。
また、SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面の西15度付近にコロナホールが位置しています。
このコロナホールの影響により、前周期に地磁気がやや乱れました。
今周期は規模がやや大きくなっている模様です。
CMEとコロナホールの影響により、16日から17日頃に地磁気が乱れる可能性があります。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html
27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html
(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色
○プロトン現象
13日17時12分(UT)に発生したM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)の影響により、13日18時10分(UT)に大規模なプロトン現象が発生しました。
この現象により、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、13日20時45分(UT)に469[個/cm^2/sec/sr]に達し、現在は200[個/cm^2/sec/sr]前後で推移しています。
また、静止軌道の100MeV以上のプロトン粒子フラックスは1[個/cm^2/sec/sr]未満で推移しています。
○高エネルギー電子
静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、10000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。
(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html
○電離層
臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。
山川(鹿児島)
13日
16:30
F層臨界周波数は、概ね中央値(注2)付近で推移しました。
日本上空の全電子数(TEC)は、14日の昼前に低緯度の地域でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※稚内(北海道)、大宜味(沖縄)は、現在、最新のデータが確認できない状態となっています。
(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。
(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。
デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:3月13日)
< 日付 > 14 15 16 17 18 19 20
<デリンジャー現象> 1 1 1 0 0 0 0
< 短波伝搬状態 > 3 4 4 4 4 4 4
【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
0=ないでしょう・・・・・・30%未満
1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
5=極めて静穏
4=概して静穏
3=やや不安定
2=不安定
1=非常に不安定
○活動度指数
活動度の指数です。
3月13日の太陽黒点相対数は、55、2月の月平均値は、33でした。
3月13日の太陽黒点総面積は、650でした。
3月13日のf10.7は、141でした。
3月13日の地磁気K指数合計は、11、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、3月と、4月と、5月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ93、100、106です。
Mクラスフレア発生、SC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了)
2012/03/14 15:00 更新
活動領域1429でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な600km/s前後から500km/s前後へ下降し、地磁気活動は静穏でした。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
>> つづき↓↓
◇宇宙天気情報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年03月14日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
活動領域1429でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は高速な600km/s前後から500km/s前後へ下降し、地磁気活動は静穏でした。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
○太陽活動
太陽活動は活発でした。
活動領域1429で13日17時12分(UT)にM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生しました。
活動領域1428は衰退しました。
活動領域1429は、磁場構造がやや複雑なβγです。
活動領域1430は、本日中に太陽面の裏側へ回りこむ見通しです。
活動領域1429は面積がやや大きく、磁場構造がやや複雑な形状をしているため、今後もMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、高速な600km/s前後から500km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風の磁場強度はやや強い7nT前後から5nT前後へ下降し、磁場の南北成分は-3nT前後の弱い南向きの状態が続きました。
12日9時14分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、13日3時(UT)頃に終了しました。
この現象による地磁気水平成分の変化量は、最大で約95nTでした。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、13日17時(UT)頃にコロナガスが広範囲に放出されるPartial-Halo型のCME(コロナ質量放出)が発生しました。
このCMEは、13日17時12分(UT)に発生したM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴うものと考えられます。
また、SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面の西15度付近にコロナホールが位置しています。
このコロナホールの影響により、前周期に地磁気がやや乱れました。
今周期は規模がやや大きくなっている模様です。
CMEとコロナホールの影響により、16日から17日頃に地磁気が乱れる可能性があります。
今後とも地磁気活動は15日頃まで静穏な状態が続くでしょう。
(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html
27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html
(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色
○プロトン現象
13日17時12分(UT)に発生したM7.9のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)の影響により、13日18時10分(UT)に大規模なプロトン現象が発生しました。
この現象により、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、13日20時45分(UT)に469[個/cm^2/sec/sr]に達し、現在は200[個/cm^2/sec/sr]前後で推移しています。
また、静止軌道の100MeV以上のプロトン粒子フラックスは1[個/cm^2/sec/sr]未満で推移しています。
○高エネルギー電子
静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、10000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。
(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html
○電離層
臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。
山川(鹿児島)
13日
16:30
F層臨界周波数は、概ね中央値(注2)付近で推移しました。
日本上空の全電子数(TEC)は、14日の昼前に低緯度の地域でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※稚内(北海道)、大宜味(沖縄)は、現在、最新のデータが確認できない状態となっています。
(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。
(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。
デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:3月13日)
< 日付 > 14 15 16 17 18 19 20
<デリンジャー現象> 1 1 1 0 0 0 0
< 短波伝搬状態 > 3 4 4 4 4 4 4
【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
0=ないでしょう・・・・・・30%未満
1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
5=極めて静穏
4=概して静穏
3=やや不安定
2=不安定
1=非常に不安定
○活動度指数
活動度の指数です。
3月13日の太陽黒点相対数は、55、2月の月平均値は、33でした。
3月13日の太陽黒点総面積は、650でした。
3月13日のf10.7は、141でした。
3月13日の地磁気K指数合計は、11、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、3月と、4月と、5月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ93、100、106です。