【全国の原発は1】東電福島第一原発の事故の影響で、国内の原発54基は52基が停止していて残る2基もことし春には止まります。運転再開をめぐっては政府が再開すると判断したり地元自治体が了解したりしたケースはまだありません
【全国の原発は2】国内の原発54基は、福島第一原発の事故の前は37基が運転していましたが、地震の影響で停止したり、その後、検査に入ったりして、52基が止まっています。
【全国の原発は3】運転を続けている2基のうち▽新潟県にある東京電力・柏崎刈羽原発6号機は今月26日に定期検査に入るほか、▽北海道電力・泊原発3号機も4月下旬から5月上旬にかけて停止します。
【全国の原発は4】政府が原発の運転再開の判断の前提としている「ストレステスト」では、福井県にある関西電力・大飯原発の3号機と4号機について、国の原子力安全・保安院が審査を終え、現在、原子力安全委員会が保安院の審査が適切かどうかを検証しています。
【全国の原発は5】しかし検証する立場の安全委員会が先月「電力会社が提出したストレステストの結果だけでは原発の安全性を評価するには不十分だ」とする見解を示し、これに対し自治体から国の対応への批判があがっています
【全国の原発は6】政府の試算によりますと原発の運転再開がないときのこの夏の電力需要のピークでは、おととし並みの猛暑になった場合は日本全体で約9%の供給不足が見込まれていますが、去年夏のような暑さで電気の使用制限を行った場合に約4%の余剰が見込まれ電力不足にはならないとしています
【全国の原発は7】これまでのところ、電力会社が見込んでいたような大幅な電力不足には至っていない中で、政府や電力会社が原発の運転再開にあたり国民の理解をどう得ていくのかも今後のもうひとつの焦点となっています。
NHK科学文化部 @nhk_kabun ツイッターより