【覚書】NICT 情報 - 宇宙天気ニュース 2/26 12:21・2/25 13:58 フィラメントの噴出
宇宙天気ニュース
Supported byKNCT
2012/ 2/26 12:21 更新
太陽でフィラメントの噴出が発生しています。現在の太陽風は平均的な状態です。
昨日紹介したフィラメント噴出、CMEに続いて、
昨日、25日の早朝にも太陽の南東部でフィラメント噴出が発生し、
続いてCME(太陽ガスの放出現象)が噴き上がって行く様子が観測されました。
初めにSDO衛星AIA193による太陽コロナの動画を掲載します。
現象の初めの頃のSDO衛星の写真がなかったので、
フィラメントが噴出していく様子は良く分からず、
その後のコロナが広い範囲で明るくなる変化しか見ることができません。
昨日のSDO衛星の動画と見比べると、欠けている部分の変化を想像できます。
続いて、SOHO衛星LASCO C3と、
STEREO Behind衛星COR2の動画を掲載します。
太陽の南方向に向かってコロナのガスが広がって行く様子が良く分かります。
太陽を横から見ていることになるSTEREO Behindの写真に注目すると、
CMEは斜め下方向に噴き出していて、
地球のある右横の方向にはあまり向かっていないようです。
従って、地球への影響はほとんどないか、見られても小さな変化になりそうです。
一方、太陽のフレア活動は穏やかです。
X線のグラフは小さな変化があるだけです。
黒点の姿も特に変化はありません。
太陽風の速度は、400km/秒から一時的に450km/秒までやや上がりましたが、
その後やや下がって、現在は420~440km/秒です。
磁場強度は5nT前後と平均的な強度で安定しています。
磁場の南北成分が南向きに小幅に変化して、
オーロラの活動度を高めています。
AE指数のグラフは、500~800nTの中規模の変化が発生しています。
今は月齢も小さく、
天気が良ければきれいなオーロラが見られたのではないでしょうか。
今日はこのまま穏やかに経過し、明日27日から28日にかけて、
CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、
活発なオーロラ活動を起こす可能性があります。
どの程度の乱れがやって来るのか注目してください。
2012/ 2/25 13:58 更新
太陽でフィラメントの噴出が発生し、地球へも影響が及びそうです。現在の太陽風は穏やかです。
昨日、24日9時(世界時24日0時)頃、
太陽の北東部で大きな規模のフィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA193と304による動画を掲載します。
噴出が発生する直前のダークフィラメントの激しい動きが印象的です。
噴き上がったところで画像がなくなっていて、
最後に不満の残る動画になっています。
噴出後のCMEの様子を、SOHO衛星LASCO C3でご覧ください。
太陽の北に向かって大きなガスのかたまりが噴き上がっています。
更に、STEREO BehindでこのCMEを横から見ると、
2波に分かれていて、2つめは地球のある右方向にもガスが噴き出しています。
地球まで3~4日かかると予想すると、到来は27日から28日頃になりそうです。
フィラメント噴出による太陽風の乱れなので、
速度はあまり大きく上がらないと思いますが、
強い磁場が運ばれてきて、南に大きく振れた場合、
活発な磁気圏活動をもたらします。
来週の前半は注目です。
太陽では、この他に目立った活動はありません。
東端から、昨日の1423黒点群に続いて、1424黒点群が顔を出しています。
太陽風は、速度が400km/秒に下がった程度で、
平均的な速度を保っています。
磁場強度は5nT前後で安定しています。
コロナホールの影響は22日以降は特に見られなかった様です。
磁気圏も静かで、AE指数は小さな変化が見られる程度です。
CMEによる乱れが到来するまで、
太陽風、磁気圏ともに静かに推移するでしょう。
宇宙天気ニュース
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2012/ 2/26 12:21 更新
太陽でフィラメントの噴出が発生しています。現在の太陽風は平均的な状態です。
昨日紹介したフィラメント噴出、CMEに続いて、
昨日、25日の早朝にも太陽の南東部でフィラメント噴出が発生し、
続いてCME(太陽ガスの放出現象)が噴き上がって行く様子が観測されました。
初めにSDO衛星AIA193による太陽コロナの動画を掲載します。
現象の初めの頃のSDO衛星の写真がなかったので、
フィラメントが噴出していく様子は良く分からず、
その後のコロナが広い範囲で明るくなる変化しか見ることができません。
昨日のSDO衛星の動画と見比べると、欠けている部分の変化を想像できます。
続いて、SOHO衛星LASCO C3と、
STEREO Behind衛星COR2の動画を掲載します。
太陽の南方向に向かってコロナのガスが広がって行く様子が良く分かります。
太陽を横から見ていることになるSTEREO Behindの写真に注目すると、
CMEは斜め下方向に噴き出していて、
地球のある右横の方向にはあまり向かっていないようです。
従って、地球への影響はほとんどないか、見られても小さな変化になりそうです。
一方、太陽のフレア活動は穏やかです。
X線のグラフは小さな変化があるだけです。
黒点の姿も特に変化はありません。
太陽風の速度は、400km/秒から一時的に450km/秒までやや上がりましたが、
その後やや下がって、現在は420~440km/秒です。
磁場強度は5nT前後と平均的な強度で安定しています。
磁場の南北成分が南向きに小幅に変化して、
オーロラの活動度を高めています。
AE指数のグラフは、500~800nTの中規模の変化が発生しています。
今は月齢も小さく、
天気が良ければきれいなオーロラが見られたのではないでしょうか。
今日はこのまま穏やかに経過し、明日27日から28日にかけて、
CMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、
活発なオーロラ活動を起こす可能性があります。
どの程度の乱れがやって来るのか注目してください。
2012/ 2/25 13:58 更新
太陽でフィラメントの噴出が発生し、地球へも影響が及びそうです。現在の太陽風は穏やかです。
昨日、24日9時(世界時24日0時)頃、
太陽の北東部で大きな規模のフィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA193と304による動画を掲載します。
噴出が発生する直前のダークフィラメントの激しい動きが印象的です。
噴き上がったところで画像がなくなっていて、
最後に不満の残る動画になっています。
噴出後のCMEの様子を、SOHO衛星LASCO C3でご覧ください。
太陽の北に向かって大きなガスのかたまりが噴き上がっています。
更に、STEREO BehindでこのCMEを横から見ると、
2波に分かれていて、2つめは地球のある右方向にもガスが噴き出しています。
地球まで3~4日かかると予想すると、到来は27日から28日頃になりそうです。
フィラメント噴出による太陽風の乱れなので、
速度はあまり大きく上がらないと思いますが、
強い磁場が運ばれてきて、南に大きく振れた場合、
活発な磁気圏活動をもたらします。
来週の前半は注目です。
太陽では、この他に目立った活動はありません。
東端から、昨日の1423黒点群に続いて、1424黒点群が顔を出しています。
太陽風は、速度が400km/秒に下がった程度で、
平均的な速度を保っています。
磁場強度は5nT前後で安定しています。
コロナホールの影響は22日以降は特に見られなかった様です。
磁気圏も静かで、AE指数は小さな変化が見られる程度です。
CMEによる乱れが到来するまで、
太陽風、磁気圏ともに静かに推移するでしょう。