【覚書】NICT 情報 1/29 15:00 


2012/01/29 15:00 更新

活動領域1410でCクラスフレアが発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の400~450km/sで推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
27日19時5分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、現在も継続中です。

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【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年01月29日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1410でCクラスフレアが発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の400~450km/sで推移し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。
27日19時5分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、現在も継続中です。


○太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1410で28日15時30分(UT)にC1.0フレアが発生しました。

活動領域1411が出現しました。
活動領域1402は、太陽面の裏側へ回り込みました。

太陽面の各活動領域はいずれも概ね静穏な状態にありますが、活動領域1410は面積がやや大きく、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、通常速度の400~450km/sで推移しました。
太陽風の磁場強度はやや強い5nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-4nT前後の弱い南向きの状態となりました。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、南半球の西45度をコロナホールが通過中です。
コロナホールはやや高緯度に位置しているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。

27日18時(UT)頃に発生したCME(コロナ質量放出)の余波が本日から明日頃に到来する可能性がありますが、コロナガスの放出方向は概ね地球方向をそれているため、地磁気への影響は小さいと予想されます。

今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。


○プロトン現象

27日19時5分(UT)に発生した大規模なプロトン現象は、現在も継続中です。
静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、28日2時5分(UT)に最大796[個/cm^2/sec/sr]に達し、その後は緩やかに下降して29日6時(UT)現在は140[個/cm^2/sec/sr]前後で推移しています。
また、100MeV以上のプロトン粒子フラックスは、現在1[個/cm^2/sec/sr]未満で推移しています。


○高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、3000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。

F層臨界周波数は、29日の未明に稚内(北海道)でやや高め、昼前に大宜味(沖縄)でやや低めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、28日の昼過ぎに中緯度の地域でやや低め、低緯度の地域でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※データ処理上の問題により、日本上空の全電子数(TEC)は高緯度のデータに一部異常な値が出力されています。
※日本上空の全電子数(TEC)は、一部時間帯の最新データが確認できない状態となっています。