[覚書] NICT 情報(11/17~20)


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◇宇宙天気ニュースより

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト)

2011/11/17 09:48 Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。
2011/11/18 10:24 Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。
2011/11/19 14:19 フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2011/11/20 13:11 更新
太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。



○2011/11/20 13:11 更新
太陽のCクラスフレアは続いています。太陽風、磁気圏は静穏です。


2日前の現象ですが、太陽の南東(左下)の端に、
大きなプロミネンスが発生していました。
きれいなループが浮かび上がる様子を、SDO衛星のAIA304の動画で紹介します。
この写真では、地球の大きさは右下の時刻の数字より一回り大きいくらいです。
太陽で起きている現象は非常に巨大です。

太陽では、Cクラスの小規模フレアが続いています。
大きいものでは、C3.9、C4.5のフレアがあり、その他はC1~2程度です。
活動を起こしているのは、南東の1354群と、東端の新しい活動領域などです。

活動の規模は大きくありませんが、引き続き注目してください。

太陽風と磁気圏はとても穏やかです。
太陽風の速度(ACEの黄色線)は350km/秒から310km/秒に低下して、
かなり遅くなっています。
磁場強度(白線)は4nT付近で安定しています。

磁場はずっと北向きに振れていて(赤線がずっとプラス側)、
このため、オーロラの活動度を示すAE指数は全く変化していません。

穏やかな太陽風は今後も続きそうで、
オーロラの観望には厳しい期間が続きます。


○2011/11/19 14:19 更新
フレアの頻度が下がっています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。


昨日紹介したCMEのその後の様子を、SOHO衛星LASCO C3カメラの動画で紹介します。
CMEのガスが、太陽の東側(左側)に向かって大きく広がっています。
横方向ですので、地球への影響はありません。

その後の太陽活動は、フレアの頻度が下がり、おとなしくなっています。
目立ったものでも、C2台のフレアが4回起きている程度です。

黒点群は、群数としてはにぎやかに現れているので、
今後の活動に注目というところでしょう。

太陽風は、速度は360km/秒と低速になりました。
磁場強度は4nT付近で、平均的な状態です。

磁場の南北成分は北寄りに推移していて、
磁気圏の活動はとても静かです。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、全く変化していません。

今後も、太陽風は穏やかに推移しそうです。
CMEによる小規模の乱れなどはやって来るかもしれませんが、
当分はオーロラの活動も低調になりそうです。


○2011/11/18 10:24 更新
Cクラスのフレアの発生は続いています。太陽風は穏やかです。


太陽では、Cクラスの小規模フレアの発生が続いています。
昨日に比べると規模は少し小さくなり、
C6.0が1回と、その他はC1~3の小さなものばかりです。

太陽の中心から南寄りの1346黒点群と、南東端近くの1352群が活発で、
これに加えて、東の端の向こう側にある活動領域も
X線のカメラでは明るく輝いています。
18日5時(世界時17日20時)には、ここでフレアが発生し、
続いてCMEの噴出も起きています。
GOES衛星のX線カメラと、SOHO衛星のLASCO C2カメラの画像でその様子をご覧ください。

地球からは横方向に噴き出しているため、影響が来ることはありませんが、
今後、この領域がこちら側に顔を出したときに、
どのような活動を起こすのか注目して下さい。

昨日の太陽風は、450km/秒とやや高速でしたが、
その後ゆっくりと低下して、現在は400km/秒と平均的な速度に落ち着いています。
磁場強度は4nTから3nTヘ下がり、弱まっています。

穏やかな太陽風のため、磁気圏も静穏で、
AE指数はほとんど変化していません。

磁気圏の活動については、静かな期間が続いています。
11月1日頃に活発なオーロラが発生した後は、ずっと穏やかです。


○2011/11/17 09:48 更新
Cクラスのフレアが頻発しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静穏です。


太陽では、Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。
目立ったものとして、C7.5、C4.0、C7.9、C5.2などがあります。
起こしているのは、西の端に既に没した1348黒点群と、
中央やや南の1346黒点群、
そして、南西の端(左下)から新しく顔を出した黒点群です。

GOES衛星のX線動画を見ていると、これらの活動領域が、
次々とフレアの爆発を起こしています。
現在は規模は小さいですが、更に活動を強めて、
Mクラスのフレアを起こす様になるかもしれません。

太陽風は、速度が450km/秒前後に上がり、やや高速となっています。
磁場強度は5nTと平均的です。

磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。

太陽風は今後も基本的には穏やかに推移しそうですが、
度々見られている小規模のCMEの影響がやって来る可能性もあります。
その場合も、太陽風の乱れは小規模に留まるのではないでしょうか。