http://swc.nict.go.jp/contents/
◇臨時情報
【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2011年11月10日 09時50分 (JST))】
11月9日13時4分(UT)に太陽面において、M1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)(13時35分(UT)に最大)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域1342(N17E22)の付近で発生した模様です。
◇宇宙天気ニュースより
http://swnews.jp/2011/swnews_1111101224.html
2011/11/10 12:24 更新
太陽でM1のフレアが発生し、CMEが噴出しています。太陽風、磁気圏は静穏です。
太陽面は今日も黒点群がいっぱいです。
今日は、一番南(下)に、1345黒点群が出現しています。
しかし、フレアの活動はあまり活発ではなく、
昨夜、9日22時(世界時9日13時)にM1.1の中規模フレアが発生した程度です。
場所は、太陽の北東(左上)にある1342黒点群と1343黒点群の間です。
このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
この日は、その数時間前にも太陽の南東(左下)でフィラメントの噴出が発生して、
それによるCMEも起きています。
GOES衛星のX線カメラと、
SOHO衛星LASCO C3、STEREO Behind衛星のCOR1による動画を掲載します。
X線カメラの動画では、初めに左下で淡い光の帯が発生し、
続いて左上でフレアの明るい輝きが発生します。
この変化に対応して、SOHO LASCO C3では、
左下、続いて右上にと2つのCMEの噴出が撮影されています。
特に2つめのCMEは、太陽全体を広く包む様に広がるFull Halo型のCMEになっていて、
その影響は地球へもやって来ると思われます。
3~4日後と考えると、
12日の夜から13日にかけて太陽風の乱れが到来する可能性があります。
STEREO Behindは、太陽を左横から見ています。
従って、STEREO Behindの写真では、地球は右方向にあります。
2つのCMEは、どちらも地球のある右方向に噴き出しています。
それぞれ下寄り、上寄りに噴き出していて、方向の違いもよく分かります。
現在の様に、黒点群が多数あるということは、
今後もこの様なフレアやCMEの発生が考えられるということです。
一方、太陽風、磁気圏はとても穏やかです。
太陽風は、速度は360km/秒とより低速になり、
磁場強度も3nT前後に弱まっています。
磁気圏のオーロラ活動もほとんど見られず、
AE指数のグラフは全く変化していません。
SDO AIA193では、コロナホールもなく、
明日くらいまでは、穏やかな太陽風が続きそうです。
その後、CMEの影響がやって来る可能性があります。
◇過去の日報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2011年11月10日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
太陽面でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度はやや低速な360km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
9日に発生したCME(コロナ質量放出)の影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。
本日の地磁気活動は静穏でしょう。
○太陽活動
太陽活動は活発でした。
太陽面で、9日13時4分(UT)にM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域1342の付近で発生した模様です。
活動領域1339は、磁場構造がやや複雑なβγの形状です。
活動領域1341、1342は、面積、黒点数ともにやや増加しました。
また、黒点群のない活動領域1336、1337に再び黒点群が出現し、新たに活動領域1345が出現しました。
活動領域1339は、面積が大きく、磁場構造はやや複雑な形状をしているため、今後、Cクラスフレアが発生する可能性があります。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な360km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は弱い4nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-2nT前後の弱い南向きの状態となりました。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、9日10時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
コロナガスは太陽面から向かって南東方向に放出されていますが、12日頃にその余波が到来する可能性があります。
また、9日14時(UT)頃に、コロナガスが広範囲に放出されるFull-Halo型のCMEが発生しました。
このCMEは、9日13時4分(UT)に発生したM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴う現象と考えられます。
これらのCMEの影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。
本日の地磁気活動は静穏でしょう。
◇トピック◇
・宇宙天気ニュースより抜粋
~特に2つめのCMEは、太陽全体を広く包む様に広がるFull Halo型のCMEになっていて、
その影響は地球へもやって来ると思われます。
3~4日後と考えると、
12日の夜から13日にかけて太陽風の乱れが到来する可能性があります。~
・宇宙天気情報より抜粋
~また、9日14時(UT)頃に、コロナガスが広範囲に放出されるFull-Halo型のCMEが発生しました。
このCMEは、9日13時4分(UT)に発生したM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴う現象と考えられます。
これらのCMEの影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。~
◇臨時情報
【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2011年11月10日 09時50分 (JST))】
11月9日13時4分(UT)に太陽面において、M1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)(13時35分(UT)に最大)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域1342(N17E22)の付近で発生した模様です。
◇宇宙天気ニュースより
http://swnews.jp/2011/swnews_1111101224.html
2011/11/10 12:24 更新
太陽でM1のフレアが発生し、CMEが噴出しています。太陽風、磁気圏は静穏です。
太陽面は今日も黒点群がいっぱいです。
今日は、一番南(下)に、1345黒点群が出現しています。
しかし、フレアの活動はあまり活発ではなく、
昨夜、9日22時(世界時9日13時)にM1.1の中規模フレアが発生した程度です。
場所は、太陽の北東(左上)にある1342黒点群と1343黒点群の間です。
このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
この日は、その数時間前にも太陽の南東(左下)でフィラメントの噴出が発生して、
それによるCMEも起きています。
GOES衛星のX線カメラと、
SOHO衛星LASCO C3、STEREO Behind衛星のCOR1による動画を掲載します。
X線カメラの動画では、初めに左下で淡い光の帯が発生し、
続いて左上でフレアの明るい輝きが発生します。
この変化に対応して、SOHO LASCO C3では、
左下、続いて右上にと2つのCMEの噴出が撮影されています。
特に2つめのCMEは、太陽全体を広く包む様に広がるFull Halo型のCMEになっていて、
その影響は地球へもやって来ると思われます。
3~4日後と考えると、
12日の夜から13日にかけて太陽風の乱れが到来する可能性があります。
STEREO Behindは、太陽を左横から見ています。
従って、STEREO Behindの写真では、地球は右方向にあります。
2つのCMEは、どちらも地球のある右方向に噴き出しています。
それぞれ下寄り、上寄りに噴き出していて、方向の違いもよく分かります。
現在の様に、黒点群が多数あるということは、
今後もこの様なフレアやCMEの発生が考えられるということです。
一方、太陽風、磁気圏はとても穏やかです。
太陽風は、速度は360km/秒とより低速になり、
磁場強度も3nT前後に弱まっています。
磁気圏のオーロラ活動もほとんど見られず、
AE指数のグラフは全く変化していません。
SDO AIA193では、コロナホールもなく、
明日くらいまでは、穏やかな太陽風が続きそうです。
その後、CMEの影響がやって来る可能性があります。
◇過去の日報
【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2011年11月10日 15時00分 (JST))】
○概況・予報
太陽面でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度はやや低速な360km/s前後で推移し、地磁気活動は静穏でした。
9日に発生したCME(コロナ質量放出)の影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。
本日の地磁気活動は静穏でしょう。
○太陽活動
太陽活動は活発でした。
太陽面で、9日13時4分(UT)にM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域1342の付近で発生した模様です。
活動領域1339は、磁場構造がやや複雑なβγの形状です。
活動領域1341、1342は、面積、黒点数ともにやや増加しました。
また、黒点群のない活動領域1336、1337に再び黒点群が出現し、新たに活動領域1345が出現しました。
活動領域1339は、面積が大きく、磁場構造はやや複雑な形状をしているため、今後、Cクラスフレアが発生する可能性があります。
今後の太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
○地磁気活動
地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な360km/s前後で推移しました。
太陽風の磁場強度は弱い4nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-2nT前後の弱い南向きの状態となりました。
SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、9日10時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
コロナガスは太陽面から向かって南東方向に放出されていますが、12日頃にその余波が到来する可能性があります。
また、9日14時(UT)頃に、コロナガスが広範囲に放出されるFull-Halo型のCMEが発生しました。
このCMEは、9日13時4分(UT)に発生したM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴う現象と考えられます。
これらのCMEの影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。
本日の地磁気活動は静穏でしょう。
◇トピック◇
・宇宙天気ニュースより抜粋
~特に2つめのCMEは、太陽全体を広く包む様に広がるFull Halo型のCMEになっていて、
その影響は地球へもやって来ると思われます。
3~4日後と考えると、
12日の夜から13日にかけて太陽風の乱れが到来する可能性があります。~
・宇宙天気情報より抜粋
~また、9日14時(UT)頃に、コロナガスが広範囲に放出されるFull-Halo型のCMEが発生しました。
このCMEは、9日13時4分(UT)に発生したM1.1のLDEフレア(継続時間の長いX線フレア)に伴う現象と考えられます。
これらのCMEの影響により、12日頃に地磁気がやや乱れる可能性があります。~