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◇宇宙天気情報BOX より
最新状況 (01:51) 9/30
昨日、C2.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。



◇臨時情報

【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2011年09月29日 09時40分 (JST))】

気象庁地磁気観測所(柿岡)によると、26日12時35分(UT)に発生した地磁気嵐は、28日15時(UT)頃終了しました。
この地磁気嵐に伴う地磁気水平成分の最大変化量は、約170nTでした。


◇宇宙天気情報より

2011/09/29 15:00 更新
担当 佐藤

活動領域1302でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、28日6時(UT)頃から23時(UT)頃にかけて、高速な500km/s付近からやや高速な450km/s前後へ下降し、地磁気活動はやや活発でした。
26日12時35分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、28日15時(UT)頃に終了しました。
その後、29日0時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風速度は高速な600km/s付近へ上昇しています。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。

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◇日報(今日の宇宙天気情報)より

【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2011年09月29日 15時00分 (JST))】

○概況・予報

活動領域1302でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、28日6時(UT)頃から23時(UT)頃にかけて、高速な500km/s付近からやや高速な450km/s前後へ下降し、地磁気活動はやや活発でした。
26日12時35分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、28日15時(UT)頃に終了しました。
その後、29日0時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風速度は高速な600km/s付近へ上昇しています。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。


○太陽活動

太陽活動は活発でした。
活動領域1302で、28日13時24分(UT)にM1.2/1Nフレアが発生しました。
そのほかに、活動領域1302などでCクラスフレアが数回発生しました。

活動領域1302は、面積、黒点数ともに増加し、磁場構造は非常に複雑なβγδの形状です。
活動領域1307が、新たに太陽面の東端から回り込んできました。

活動領域1302は面積が大きく、磁場構造は非常に複雑な形状をしているため、今後ともMクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。


○地磁気活動

地磁気活動はやや活発でした。
太陽風速度は、28日6時(UT)頃から23時(UT)頃にかけて、高速な500km/s付近からやや高速な450km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風の磁場強度はやや強い5nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-5nT前後の強い南向きの状態となったため、地磁気がやや乱れました。
26日12時35分(UT)に発生したSC型(急始型)地磁気嵐は、28日15時(UT)頃に終了しました。
この現象による地磁気水平成分の変化量は、最大で約170nTでした。
その後、29日0時(UT)頃に衝撃波が到来し、太陽風速度は高速な550km/s付近、太陽風の磁場強度は強い12nT付近へ上昇しました。
この衝撃波は、25日に発生したCME(コロナ質量放出)の影響が到来したものと考えられます。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面の子午線付近にコロナホールが位置しています。
このコロナホールは小規模であるため、地磁気への影響は小さい見通しです。

現在、太陽風速度は高速な600km/s付近を推移しており、今後、地磁気が乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動は活発な状態が予想されます。


○電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)が確認された地域と時間帯を報告します。
※発生時刻は日本時間(UT+09時間)です。

山川(鹿児島)
28日
 17:30

大宜味(沖縄)
28日
 21:45

F層臨界周波数は、28日の夕方に国分寺(東京)でやや高め、大宜味(沖縄)で高めでした。
また、29日の朝から昼過ぎにかけて国分寺(東京)でやや高め、昼頃に大宜味(沖縄)で高めでした。
日本上空の全電子数(TEC)は、28日の昼過ぎから夕方にかけて低緯度の地域でやや高めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。



◇宇宙天気ニュースより
http://swnews.jp/

宇宙天気ニュース
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。


2011/ 9/29 08:05 更新
高速の太陽風の太陽風が続き、オーロラも活発に発生しています。フレアの発生は弱まっている様です。


太陽風の速度は、500km/秒に下がったところで安定し、
昨日のニュースから今日の早朝まで、この状態が続きました。
今朝になって少し下がり、現在は470km/秒くらいです。

磁場強度も5nTと通常の値で落ち着いていて、
弱まることはありませんでした。

そして、磁場の南北成分は昨日同様南寄りの傾向が続いています。
特に、今日のACEの図の前半は、
振幅は-3nTと小さいですがずっと南向きになっています。

これに高めの速度が重なって、
磁気圏のオーロラ活動は強まった状態が続きました。
AE指数は、500~800nTほどの中規模の変化が連続的に発生しています。

しかし、図の後半からは、太陽風の様子が変わりつつあるのか、
オーロラの活動は小さくなっています。

その太陽風の速度は、この後、次第に下がっていくと思われます。

SDO AIA193の太陽コロナ写真では、
太陽中央部の南半球側に小さなコロナホールが見えています。
明後日くらいに弱い影響が太陽風に見られるかもしれません。

放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日以上に高まることはなく、低い値に留まっています。

太陽のフレア活動は、次第に弱まっている印象です。

昨日は、28日21時半(世界時28日12時半)にC9.3、
28日22時半(世界時28日13時半)にM1.2と、
ほぼ同じ規模の小さめの中規模フレアが1302黒点群で発生した程度です。

1302黒点群の大きさも、昨日のやや小さくなった姿そのままです。

今日も、フレアの発生は続くと思いますが、
その規模は次第に小さくなって行きそうです。