<台風12号>「土砂ダム」監視強める 避難指示を継続も

毎日新聞 9月9日(金)21時31分配信


 台風12号で奈良・和歌山両県で、土砂崩れで川がせき止められてできた「土砂ダム」について、国土交通省や関係自治体は9日、監視を引き続き強めた。10日に強い雨が降る恐れがあるという情報もあり、奈良県十津川村などは避難指示を継続した。

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 国土交通省近畿地方整備局によると、両県で決壊の可能性がある4カ所の土砂ダムのうち、最大規模の奈良県五條市大塔町赤谷地区のダムは9日午後8時現在、水面から堤の高さまで約6.7メートルで、土砂の高さは120メートル、せき止められた水は約1300万立方メートルとなった。

 和歌山県警は9日、県内の行方不明者数が23人になったと発表した。死者は1人増えて41人。毎日新聞の集計では9日午後8時現在、死者59人、行方不明者44人となった。【まとめ・堀江拓哉】