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【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2011年09月09日 15時00分 (JST))】

 この情報は、毎日午後4時ごろ最新のものに更新されます。
 世界各地の観測データを元に、情報通信研究機構での観測等も加味して決定された、その日の太陽活動や地磁気活動の情報によって構成され、これらの情報から地球の周りの宇宙空間で今何が起きているかを知ることができます。

概況・予報

活動領域1283でMクラスフレアが発生し、太陽活動は活発でした。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。
太陽風速度は、やや低速な360km/s前後から低速な300km/s前後へ緩やかに下降し、地磁気活動は静穏でした。
本日から明日頃にかけてCME(コロナ質量放出)の影響が到来し、地磁気がやや乱れる可能性があります。
今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。

太陽活動

太陽活動は活発でした。
活動領域1283で8日15時32分(UT)にM6.7/1Nフレアが発生しました。
そのほか、活動領域1283、1289でCクラスフレアが数回発生しました。

活動領域1283の磁場構造は、非常に複雑なβγδで推移しました。
活動領域1289は、面積が増加しました。
活動領域1281は、衰退しました。

活動領域1283は面積がやや大きく、磁場構造は非常に複雑な形状をしているため、今後、Mクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動は活発な状態が予想されます。

地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや低速な360km/s前後から低速な300km/s前後へ緩やかに下降しました。
この間、太陽風の磁場強度は、弱い3nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-2nT前後の弱い南向きとなりましたが、地磁気に大きな乱れはありませんでした。

SOHO衛星の太陽コロナ画像(LASCO)によると、8日7時(UT)頃と20時(UT)頃にCME(コロナ質量放出)が発生しました。
コロナガスは太陽面から向かってそれぞれ北西方向、南東方向へ放出されており、いずれも概ね地球方向をそれているため地磁気への影響は小さいと予想されます。
SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA304)によると、いずれのCMEも太陽面でのフィラメント噴出に伴い発生したものと考えられます。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、コロナホールが太陽面の西15度付近に位置しています。
このコロナホールの影響が11日から12日頃にかけて到来し、太陽風速度が上昇する可能性がありますが、コロナホールは小規模であるため地磁気への影響は小さいと予想されます。

6日の2時(UT)頃と22時(UT)頃に発生した、Partial-Halo CME(コロナガスの放出角度が広いコロナ質量放出)の影響が本日から明日頃にかけて到来する可能性があります。
いずれもコロナガスは太陽面から向かって北西方向に放出されており、概ね地球方向をそれていますが、その余波によって地磁気がやや乱れる可能性があります。

今後の地磁気活動はやや活発な状態が予想されます。




http://swc.nict.go.jp/forecast/   9/10 02:02


宇宙天気情報BOX
最新状況 (02:02)
昨日、M6.7の中規模フレアが、一昨日もX1.8の大規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気圏内が荒れています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/10 --- ---
9/ 9 23:41 C3.3

21:26 M1.3

14:54 C3.1

08:33 C2.9

03:30 C2.5

00:31 M6.7
9/ 8 19:40 C1.8

07:31 X1.8
太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
01:59 487 -10.3
-2 h 448 -9.7
-4 h 416 +1.6
磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
00:59 -60 21/ 32
-2 h -12 61/ 5