<台風12号>120年ぶり被害、衛星電話に列…十津川村
毎日新聞 [9/6 22:55]
◇十津川村ルポ
「こんなこと、あってはいけないんだ」。死者・行方不明者が12人に上った奈良県十津川村。森林組合代表理事の弓場耕一郎さん(63)は熊野川の濁流を見つめながら、吐き出すように言った。陸上自衛隊のヘリに奈良県五條市内のグラウンドから同乗し、6日午前10時45分、同村に入った。
これだけ大きな被害は、168人が亡くなった1889(明治22)年の大水害以来だという。当時の村は壊滅状態となり、約2500人の村民が新天地を求めて北海道に集団移住し、新十津川村(現・新十津川町)を開いた歴史がある。
弓場さんは「どんなことになっているか、よく見てきたらいい」と乗用車を貸してくれた。
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国道168号を南下し、村営住宅2棟が流され、1人が死亡、7人が行方不明となった十津川村野尻に向かった。現場と熊野川をはさんだ対岸には、土砂が幅150メートルほど崩れ、川に流れ込んだ痕跡が残っていた。
木造2階建ての住宅は、いずれも基礎のコンクリートと、床板を残すのみ。住宅が押し流された時には、2棟に計11人がおり、行方不明の7人のうち3人は1~11歳の子ども。2棟の家族とも知っているという男性会社員(59)は「小さな子どもたちを早く見つけて家族と一緒にさせてやりたい」と話した。
村内全域は固定電話と携帯電話が完全に不通。6日朝、村役場など村内7カ所に衛星携帯電話が設置された。昼ごろには、村役場の2台の衛星携帯電話の前に数人の列が。
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親戚などに連絡をとった女性(37)は「相手も安心してくれた」とほっとしていた。【高島博之】
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Yahoo!ニュース
より転載
毎日新聞 [9/6 22:55]
◇十津川村ルポ
「こんなこと、あってはいけないんだ」。死者・行方不明者が12人に上った奈良県十津川村。森林組合代表理事の弓場耕一郎さん(63)は熊野川の濁流を見つめながら、吐き出すように言った。陸上自衛隊のヘリに奈良県五條市内のグラウンドから同乗し、6日午前10時45分、同村に入った。
これだけ大きな被害は、168人が亡くなった1889(明治22)年の大水害以来だという。当時の村は壊滅状態となり、約2500人の村民が新天地を求めて北海道に集団移住し、新十津川村(現・新十津川町)を開いた歴史がある。
弓場さんは「どんなことになっているか、よく見てきたらいい」と乗用車を貸してくれた。
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国道168号を南下し、村営住宅2棟が流され、1人が死亡、7人が行方不明となった十津川村野尻に向かった。現場と熊野川をはさんだ対岸には、土砂が幅150メートルほど崩れ、川に流れ込んだ痕跡が残っていた。
木造2階建ての住宅は、いずれも基礎のコンクリートと、床板を残すのみ。住宅が押し流された時には、2棟に計11人がおり、行方不明の7人のうち3人は1~11歳の子ども。2棟の家族とも知っているという男性会社員(59)は「小さな子どもたちを早く見つけて家族と一緒にさせてやりたい」と話した。
村内全域は固定電話と携帯電話が完全に不通。6日朝、村役場など村内7カ所に衛星携帯電話が設置された。昼ごろには、村役場の2台の衛星携帯電話の前に数人の列が。
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親戚などに連絡をとった女性(37)は「相手も安心してくれた」とほっとしていた。【高島博之】
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Yahoo!ニュース
より転載