【明日に向けて6月27日】震災から109日目。津波で本庁舎が全壊した宮城県南三陸町役場は、仮庁舎を増築してきょうようやく町長室が設置されました。大震災をめぐるさまざまな今日をまとめてツイートします。(6/27)

【明日に向けて・1】東日本大震災で両親または父親か母親のどちらかを失った子ども1100人あまりについて「あしなが育英会」が調べたところ、家計を支えてきた父親を失った子どもが全体の60%以上にのぼることがわかりました。経済的な支援が必要な実態が浮き彫りになっています。(6/27)

【明日に向けて・2】福島第一原発の安定の大きなカギとなる、放射性物質の汚染水を浄化して原子炉冷却に使う「循環注水冷却」システムは、きょう夕方動き出してわずか1時間半で水漏れで停止しました。配管の長さはおよそ4キロもあり、点検に点検を重ねる必要があります(6/27)

【明日に向けて・3】原発事故で懸念される住民の健康被害で、福島県はきょう、一部住民の「内部被ばく」の調査を始め、浪江町の住民が千葉県の専門機関で検査を受けました。県は結果をもとに8月から全県民およそ200万人を対象とした健康調査を実施します。(6/27)

【明日に向けて・4】原発から約25キロ離れた南相馬市原町区の高倉地区できょうから住宅一軒ごとの放射線量の調査が始まりました。国は年間20mSvを超える可能性が否定できない場合、住民の避難を支援する方針ですが、やっと戻り始めた日常を再び放射能の不安が襲っています(6/27)

【明日に向けて・5】津波で流され塩分を含むがれきは燃やすとダイオキシンなどの有害物質が発生する恐れがあり処理が進みません。岩手県でがれきを焼却処理する試験が始まり、担当者は「焼却施設がなかなか見つからないが、良い結果が出れば迅速に処理を進めたい」と話しています(6/27)

きょうはここまでです。原発事故は細かい作業が続き一進一退の状況で、毎日ニュースを追っていないとわからなくなるのでは、と思います。それは政界の動きも同様で、実は今何が焦点なのか、ふと見失うことがあります。

2011/06/28 00:36
NHK科学文化部より転載