【明日に向けて6月9日】震災から90日。沖縄では史上最も早く梅雨が明けましたが本州ではこれからが梅雨本番です。地盤沈下で浸水のおそれが高まっている宮城県石巻市では市街地の道路の側溝などに水位計が設置されました。大震災をめぐるさまざまな「今日」をまとめてツイートします。

【明日に向けて・1】政府の地震調査委員会は、3月に巨大地震が起きた三陸沖から茨城県沖にかけての海域では、今後もマグニチュード7を超える大きな余震のおそれがあり、内陸の一部の活断層でも地震の危険性がこれまでより高くなっている可能性があると発表しました。(6/9)

関連)NHKニュース 三陸茨城沖 M7超余震のおそれ http://nhk.jp/N3w65dSk

【明日に向けて・2】三陸沿岸の宮城県南三陸町では沖合の漁場に沈んだ大量のがれきを大型クレーン船で撤去する作業が始まりました。復興が進む一方、ウニの生産量が全国第2位の岩手県では県内の漁協の75%が、ことしのウニ漁を断念するなど厳しい見通しを示していることがわかりました(6/9)

【明日に向けて・3】福島第一原発では大量の高濃度汚染水を浄化する装置の試運転をあすから始め、15日ごろからの稼働を目指します。浄化に伴って高濃度の廃棄物が大量に出ますが、原子力安全・保安院は「処理方法の研究や開発から始めなければならない」としています(6/9)

【明日に向けて・4】静岡市のお茶工場で作られた「製茶」=製品のお茶から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、静岡県は工場に出荷の自粛を要請。放射線の不安が高まる中、福島県伊達市は市内の小、中学校や幼稚園などに通うおよそ8000人全員に線量計の配布を決めました(6/9)

【明日に向けて・5】宮城県南三陸町の小学校で延期されていた遠足が行われました。参加したのはようやく入学式を迎えた1年生と2年生の児童約40人。公園で遊んだ男の子は「校庭は仮設住宅が建って思い切り遊べなかった。暑かったけど、たくさん遊べて楽しかった」と話していました(6/9)

きょうはここまでです。宮城県気仙沼市の本吉町では、漁師が大漁や仕事納めで歌い継いできた伝統の「大漁唄い込み」の保存会の人たちが、地域を活気づけようと、震災以降取りやめていた練習を再開しました。

2011/06/10 00:04
NHK科学文化部より転載