【明日に向けて6月6日】震災から87日。原発事故にともなうこの夏の節電対策で、東京都庁できょうから出勤時間を早めるサマータイムが導入されました。大震災をめぐるさまざまな「今日」をまとめてツイートします。

【明日に向けて・1】全国から日本赤十字社などに集まった義援金は約2500億円ですが今月3日までに被災者に届けられたのはまだ15%です。岩手県山田町ではきょう義援金の配分がはじまりました。市町村の職員が不足し業務が追いつかないためで、被災地の自治体業務の支援が必要です(6/6)

関連)今回の原発事故で、核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が起きて原子炉が損傷した時期について、原子力安全・保安院が解析した結果、1号機では地震発生からおよそ5時間後で、東京電力の解析よりも10時間早いとする見解を公表しました(6/6) http://bit.ly/kyvdyK

【明日に向けて・2】原発から20キロ圏内の警戒区域から避難していた住民の一時帰宅は、きょうの楢葉町で9市町村を一巡しました。一方、住民の避難が進んで空き家が目立つようになった飯舘村で、村外に避難している住民が村内を巡回する「見まもり隊」を結成し今日から活動を始めました。(6/6)

【明日に向けて・3】原発事故でプールの授業を中止する学校が相次ぎ、福島県田村市の小学校は往復一時間かけて市営の屋内プールで授業を行っています。一方、土壌汚染について文部科学省は実態を地図に示して対策に役立てようと、きょうから福島県全域を対象にした土壌の調査を始めました。(6/6)

【明日に向けて・4】東北の漁業の町では造船所も被災して船が修理できない状況が続いています。水産庁は宮城県と岩手県に、小型の船を修理する拠点を10か所程度設ける方針を決めていますが、漁業者からはこうした態勢を1日も早く具体化してほしいという声が強まっています。(6/6)

【明日に向けて・5】盛岡市で小学生の柔道大会の県予選が開かれ、被災地の子どもたちも大勢参加しました。道場が津波で流され自宅は今も水道やガスが止まったままだという児童は、震災から1週間後には駐車場で稽古を再開。きょうも全国大会に向けて元気な声をあげていました。(6/6)

明日に向けて、きょうはここまでです。気仙沼市の徳仙丈山(とくせんじょうさん)ではおよそ50万本のヤマツツジとレンゲツツジが見ごろを迎えています。

2011/06/06 23:06
NHK科学文化部より転載