【明日に向けて6月2日】震災からきょうで83日。衆議院で菅内閣の不信任決議案が否決されたことについて福島県飯舘村の菅野村長は、「興味がありません。村民が苦しんでいる時に政局の混乱のせいで右往左往したくない。」と話しました。大震災をめぐる様々な今日をまとめてツイートします。

【明日に向けて・1】岩手県陸前高田市の県立高田病院は、津波で建物とともにワクチンや注射器なども流されましたが、きょうようやく病院の臨時の診療所で、子どもたちの予防接種が再開。長い避難生活で衛生面が心配だった子どもたち、保護者に付き添われ注射を受けていました(6/2)

【明日に向けて・2】各地で生の茶葉から国の暫定基準値を上回る放射性物質が検出されている問題で、政府は新たな対応を決めました。茶葉を乾燥させた「荒茶」も検査の対象とし、生の茶葉と同じ基準を超えた場合出荷制限を検討します。農水省は荒茶の検査に否定的で、検討が続いていました(6/2)

【明日に向けて・3】避難所で生活している人は18都道県で9万9592人。震災直後は40万人以上に上りましたが、きょう初めて10万人を下回りました。原発事故の影響で県外に多くの人が避難している福島県は、宮城、岩手に比べ避難状況の回復に遅れが出ています。(6/2)

関連)震災で死亡が確認された人は、4月の余震による死者も含めてあわせて1万5327人にのぼり、警察に家族などから届け出があった行方不明者はあわせて8343人となっています。

【明日に向けて・4】希望する自治体に一定金額以上寄付すると住民税と所得税の控除が受けられる「ふるさと納税制度」を使った被災地への寄付が急増しています。福島県には応援メッセージとともに4月と5月で2000件以上、1億円を超えています。金額はすでに昨年度全体の7倍以上です。(6/2)

【明日に向けて・5】宮城県加美町の避難所では南三陸町や福島県から避難している人たちが空き地でナスやキュウリ、トマトなどの野菜作りを始めました。畑仕事で汗を流した男性は「夏は枝豆でビールを飲むのが楽しみです。仮設住宅の仲間たちにも届けたい」と話していました(6/2)
2011/06/03 00:16
NHK科学文化部より転載