【明日に向けて5月31日】震災からきょうで81日。宮城県石巻市の地震で地盤が沈下した地域では満潮の時間が近づくと街が水に浸かり、小中学校ではバスによる送迎を始めています。大震災をめぐる様々な今日をまとめてツイートします。
【明日に向けて・1】飯舘村で唯一のコンビニの明かりがきょう消えました。原発周辺の「計画的避難区域」はきょうが求められた避難の期限です。しかし対象の住民の約1万人のうち1800人程がまだ残っており、飯舘村でも建設業など多くの事業所が移転先が見つからず残る方針です(5/31)

【明日に向けて・2】福島第一原発の2号機は使用済み燃料プールを冷やす装置が完成し、きょう運転が始まりました。新たな冷却装置によって原子炉建屋の中の現在99.9%という湿度を下げ、原子炉建屋の中で本格的な復旧作業を始めます。(5/31)

関連)東京電力は、福島第一原子力発電所1号機から4号機の映像のインターネット中継をきょうからはじめました。サイトはこちらです http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/

【明日に向けて・3】東京の企業などで被災地から学生を積極的に採用する動きが出ている一方、被災地の学生の中には地元で働くことを希望する人も多く、求人があっても就職に結びつかないという状況が生じています。地元企業が採用を増やすことは難しく大学の就職担当者も悩んでいます(5/31)

【明日に向けて・4】福島第一原発事故による消費者の買い控えなどの「風評被害」をどう賠償するか。国の審査会はきょう、農林水産業や観光業の風評被害についての考え方をまとめました。しかし風評被害の期間と範囲をどこまで広げるのか、ほかの業種は、など課題は山積です。(5/31)

関連)原発事故 損害賠償の2次指針まとまる http://nhk.jp/N3vx5YDy

【明日に向けて・5】宮城など被災地の聴覚障害の大学生が講義に参加できるよう支援する取り組みが始まっています。講義の音声を遠隔地のボランティアがマイクで聞いて書き起こし、その内容が学生のスマートフォンに表示されます。場所を選ばずにできる、様々な支援の形があります。(5/31)
2011/05/31 22:32
NHK科学文化部より転載