【明日に向けて5月27日】震災から77日。原発事故などを背景に外国の船が入港を取りやめる「抜港」(ばっこう)が相次いでいた宮城県の仙台港に、きょう震災後初めて外国からの貨物船が入港しました。大震災をめぐるさまざまな「今日」をツイートします。

【明日に向けて・1】フランスで開かれていたドービル・サミットは福島第一原発の事故を受け、地震の可能性が高い地域にIAEAが新たに国際基準を作る事を求める宣言を採択して閉幕。IAEAは法的強制力が無いため取り組みが各国に委ねられる状況は大きく変わらないと見られます(5/27)

【明日に向けて・2】文部科学省は子どもたちが学校で受ける放射線量を、当面は年間1ミリシーベルト以下を目指すという目標を新たに提示。これまでの「できるだけおさえる」から「1mSv以下」と具体的になりました。背景にあるのは基準値を巡り各地で広がった保護者などの不安です(5/27)

【明日に向けて・3】福島第一原発周辺で測定された放射線量の測定値について、東京電力は発表していた10分ごとの値とは別に、2分ごとに測定したデータを公表していなかったことがわかりました。発表数値に疑いが生じる事態に、枝野官房長官は東京電力に調査を指示しました。(5/27)

【明日に向けて・4】宮城県内では学校の授業が再開して1か月余りたちましたが、54の学校で元の校舎が壊れて使えず、今もほかの施設に間借りしています。中には小学生の4クラスが中学校の体育館の4隅にわかれて授業を受けるところもありますが、不自由はしばらく続きそうです(5/27)

【明日に向けて・5】福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」は津波で展示していた生き物の9割以上が死にましたが、ことし7月の再開に向け、大水槽の清掃作業をはじめています。職員は「震災前よりもすばらしい展示と感じてもらえるよう、がんばりたい」と力強く話しました(5/27)
2011/05/27 23:44
NHK科学文化部より転載