【明日に向けて5月19日】震災から69日。宮城県のJR石巻駅には、きょう震災後初めて列車が到着。ようやく朝の通勤通学風景が戻ってきました。大震災をめぐる様々な「今日」をツイートします。

【明日に向けて・1】石巻市では津波で海水に浸かった沿岸部の水田で塩分を取り除く作業が終わり、例年より2週間ほど遅れて田植えが始まりました。農家の男性は「どの程度影響が出るか心配ですが、やってみないことには始まらないです」と話しています(5/19)

【明日に向けて・2】きょうの福島市はことし初めて30度以上の真夏日になり、避難所で生活する人たちはペットボトルの水を飲んだりして暑さをしのぎました。子どもたちは放射線が心配なため外で遊ぶことができず、室内で汗びっしょりになりながら駆け回っていました。(5/19)


関連)福島県内の小売店では今の時期から売り上げが伸びる半そでや半ズボンなどの夏物が売れず、かわりに長袖シャツやパーカーなどが売れ行きを伸ばしています。子ども連れの女性は「放射線が心配なので、ことしの夏は極力外で肌を出させないようにします」と話していました(5/19)

【明日に向けて・3】東電福島第一原発では3号機の原子炉建屋に3月の水素爆発以来初めて作業員が入り、巨大地震の発生時に運転中だった13号機のすべての原子炉建屋に作業員が入りました。その3号機では建屋内で高い放射線量が計測され、あらためて作業の難しさが確認されました。(5/19)

【明日に向けて・4】茨城県内で撮影される映画やドラマやCMなどは年間350本以上で、実は全国最多。経済効果は5億円以上と見られますが、震災では撮影によく使われる県庁舎なども損壊しました。すでに撮影のキャンセルが入っており、県は映画誘致のためにも施設の修復作業を急ぎます(5/19)

【明日に向けて・5】店にあった20万冊以上が津波で流された宮城県気仙沼市の書店が、駐車場の「青空書店」で販売を再開。多くの人が訪れました。書店の女性は「本が流されたときは従業員と涙を流しましたが、本や雑誌に触れ張りつめた気持ちを和らげてもらえれば」と話していました。(5/19)
2011/05/19 23:06
NHK科学文化部 より転載