ビル<福島第1原発>漁業被害も補償対象に 官房長官が考え示す
毎日新聞 [4/6 12:24]
会見で記者の質問に答える枝野幸男官房長官=首相官邸で2011年4月6日、藤井太郎撮影
枝野幸男官房長官は6日午前の記者会見で、福島第1原子力発電所の事故に関連して北茨城市で水揚げされたコウナゴから国の暫定規制値を超える放射性セシウムなどが検出された問題について「水産業への影響、被害を今後補償対象に含めていくのは当然だ。当面の仮払金も含め対処していく」と述べ、漁業被害も農作物被害と同様に補償対象にする考えを示した。

また、厚生労働省が魚介類の放射性ヨウ素の暫定規制値を野菜類と同じ1キロ当たり2000ベクレルと設定したことについて「野菜の規制値は食品安全委員会を含めて改めて検討して適切だとの認識を示してもらった。

魚介類も同様に食品安全委員会などに諮る必要がある」と述べ、規制値が妥当かどうか検討する必要性に言及した。

一方、汚染水の海への放出をめぐる事前説明が不十分だとの批判が国内外で出ていることについては「関係省庁、周辺諸国にあらかじめ詳細な、丁寧な説明が必要ではなかったかとの指摘は真摯(しんし)に受け止めていかなければいけない。より大きな海洋汚染を防ぐための処置だとの伝達が十分できていなかった側面があった」と釈明した。【影山哲也】

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