<東日本大震災>宮城の犠牲者、都内で火葬に
毎日新聞 [4/1 22:12]
葬儀所の前で39人の遺体を乗せた車両を出迎える住職ら=東京都江戸川区で2011年4月1日、鈴木梢撮影
宮城県名取市から身元の確認ができない犠牲者など39人の遺体が1日、東京の葬儀所に運ばれ、火葬された。名取市の火葬場は受け入れ限度を超えており、東京都が引き受けた。被災地では遺体維持の限界を迎え、家族の元に帰れないまま葬られることになった。

遺体は29人の身元不明者と、身元は確認されたが火葬できない10人。葬儀所入り口には祭壇が設けられ、江戸川仏教会の僧侶約30人が読経。献花台には花束が高く積まれ、地元住民が涙を流し手を合わせた。

名取市内で1日までに収容された遺体は774人。津波を逃れた旧ボウリング場が安置所となり、レーン上にひつぎが並ぶ。佐々木一十郎市長の意向で、遺体一体一体に納棺師が装束と化粧を施して家族との対面に備える。


8割を超える649人の身元は判明したが100人以上はまだ身元不明だ。【鈴木梢】


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