宅配便、被災地でも再開=受付店舗は限定―ヤマトなど
時事通信 [3/23 16:48]
ヤマト運輸など宅配便各社が、東日本大震災の被災地での業務を順次再開し始めた。宅配便による小口配送は、被災地の「重要な支援手段」(国土交通省)で、厳しい生活が続く被災者には朗報となりそう。ただ、被害が深刻な岩手、宮城、福島の3県では自宅への発送などが依然難しく、営業店での荷物の引き渡しなどにサービスを限定。配達日数も最大で10日程度余分にかかる場合があるという。
11日の大地震で東北6県や茨城県などでは高速道路や航空路線が寸断され、各社は被災地での宅配業務を停止した。こうした中、被災地の要望に応えるため、ヤマトや佐川急便、日本郵便は先週以降、交通網の復旧に合わせて青森、秋田、山形の3県で宅配を再開した。

被害が大きい岩手、宮城、福島の3県では荷物引き渡しなどに限定して業務を再開した。しかし、この3県に他の地域から宅配便を送る場合、個人宅宛てでも一部区域以外では営業店に留め置きされる。このため各社は、「必ず受取人に発送連絡をしてほしい」(ヤマト)としている。
一方、各社は被災自治体などへの協力策として、緊急支援物資を無料配送しており、宅配車の燃料は不足気味だ。このため「冷凍便などを含む通常業務を全面再開するめどは立っていない」(同)という。


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