屋内退避の病院 深刻な事態に
3月17日 20時53分
福島県の福島第一原子力発電所から25キロの距離にあり、屋内退避の指示が出ている南相馬市の病院では、19日患者の食事を作る業者が営業を止めるため、180人いる入院患者を移動させなければならなくなっていますが、全員の受け入れ先が確保できるのか見通しの立たない事態となっています。
福島県の福島第一原発から25キロの距離にある南相馬市の青空会大町病院には、お年寄りの患者を中心に180人が入院しています。屋内退避の指示が出た今月15日以降、病院には、医薬品が運ばれてこなくなり、食事のできないお年寄りが生命を維持するのに必要な栄養剤があと3日分となったほか、てんかんの薬や高血圧の薬も底をつきました。さらに入院患者の食事を作っていた業者が営業を止めるため、19日からは、食事を確保できなくなることが分かりました。このため病院では、移動させると命に関わるおそれもある重症の患者を含め、入院患者全員を別の病院に移す決断をしましたが、全員の受け入れ先が確保できるか見通しの立たない事態となっています。大町病院の猪又義光院長は、「原発で、まさかこんなことになるとは思ってもみなかった。患者にしわ寄せがいき、じくじたる思いでいっぱいだ」と話しています。
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NHKニュース
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