気象庁 「大潮」浸水に注意を
3月18日 1時36分
今回の巨大地震では、東北から関東北部にかけての太平洋沿岸で地盤が大きく沈下しました。18日から来週いっぱいは、満潮の時に潮位が高くなる「大潮」の時期を迎えることから、気象庁は、被災地の沿岸部では浸水や冠水に注意するよう呼びかけています。
今回の巨大地震では、国土地理院の観測で、宮城県南三陸町で地面がおよそ75センチ低くなるなど、東北から関東北部にかけて沿岸部の広い範囲で地盤が大きく沈下しました。気象庁によりますと、18日から今月26日にかけて、満潮のときの潮位が高くなる「大潮」の時期を迎えるため、被災地の海岸や河口付近では満潮の時間帯を中心に浸水や冠水のおそれがあるということです。岩手県から茨城県の沿岸の18日の満潮時刻は、▽1回目が午前2時50分ごろから午前3時半ごろ、▽2回目が午後2時すぎから午後3時ごろとなっています。気象庁海洋気象課の渡部文雄海洋気象情報室長は「津波とは違い、潮位はゆっくりと変化するので、慌てずに行動してほしい。海岸や河口付近で作業する場合は、満潮時刻の前後1時間は近づかないようにするなど、十分注意してほしい」と呼びかけています。