「患者の受け入れ先探して」=原発近くの病院医師-福島
時事通信 [3/13 18:25]
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の建屋が爆発し、同県が避難指示の対象範囲を周辺20キロ圏内に広げたことを受け、原発から約23キロ離れた場所にある拠点病院の医師が13日、電話取材に応じ、「ここも被害が心配。(患者の)受け入れ先探して」などと話した。
取材に応じたのは、同県南相馬市の市立総合病院に勤務する医師太田圭祐さん(31)。太田さんは「20キロ圏内の人が次々と訪れるが、ここも放射線の被害が心配。逃がしたくても逃げ場がない」と悲痛な声で話した。
同日未明、太田さんが同病院に設置されている放射線測定器で飛散量を調べたところ、自然界に存在する約10倍の数値を示した。
約300あるベッドもほぼ満床だが、地震発生以降、圏内から新たに約90人の患者が訪れた。「人は増え続けており、外来スペースや床にいてもらうしかない。妊婦や子供がいるのに他に受け入れ先もない」とこぼした。
太田さんは「通信手段もなくて市や県、他の医療機関との連携も取りようがない。食料も底を尽きそうだ」と疲労をにじませた。
いまだに安否が分かっていない医師や看護師も多いが、招集をかけ24時間態勢で治療に当たっているという。太田さんは「国は現状を見て、患者の受け入れ先を探してほしい」と語気を強めた。
時事通信 [3/13 18:25]
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の建屋が爆発し、同県が避難指示の対象範囲を周辺20キロ圏内に広げたことを受け、原発から約23キロ離れた場所にある拠点病院の医師が13日、電話取材に応じ、「ここも被害が心配。(患者の)受け入れ先探して」などと話した。
取材に応じたのは、同県南相馬市の市立総合病院に勤務する医師太田圭祐さん(31)。太田さんは「20キロ圏内の人が次々と訪れるが、ここも放射線の被害が心配。逃がしたくても逃げ場がない」と悲痛な声で話した。
同日未明、太田さんが同病院に設置されている放射線測定器で飛散量を調べたところ、自然界に存在する約10倍の数値を示した。
約300あるベッドもほぼ満床だが、地震発生以降、圏内から新たに約90人の患者が訪れた。「人は増え続けており、外来スペースや床にいてもらうしかない。妊婦や子供がいるのに他に受け入れ先もない」とこぼした。
太田さんは「通信手段もなくて市や県、他の医療機関との連携も取りようがない。食料も底を尽きそうだ」と疲労をにじませた。
いまだに安否が分かっていない医師や看護師も多いが、招集をかけ24時間態勢で治療に当たっているという。太田さんは「国は現状を見て、患者の受け入れ先を探してほしい」と語気を強めた。