アーユルヴェーダの歴史 第三章 『マハット』 | アーユルヴェーダサロン*パドマスーリヤ*

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駒沢大学にあるアーユルヴェーダサロン「パドマスーリヤ」のブログです。
インドの伝統医療であるアーユルヴェーダの理論をもとに、デトックス(浄化)し、免疫力を高め、アンチエイジング効果も期待できます。


マハット~宇宙知性~

アーユルヴェーダでは、宇宙知性(マハット)と調和した生活を
理想とし、その為に必要な考え方や生活方法を示しております。

このように言うと、『なんだか怪しい宗教?』
などと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし
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平たく言えば以前の記事で書いたように、太陽が昇るとともに活動し、太陽が沈むとともにゆっくりとした時間を過ごし、月や星を眺め、季節の風を感じ、居住地付近で採れた、旬の食材を感謝して戴く。また、草花を眺め、その香りを感じ、暑い日には木陰や水辺で涼み、寒い日には暖かいものを食し、日が沈めば皆住居に戻り暖をとる。まさにロハスクローバーてんとう虫な生活や、地産地消の大切さを古代から教えてくれているのです。

インドインドやスリランカスリランカのアーユルヴェーダ医の診療方法は、脈から伝わる情報で患者の体質傾向を感じ取り(脈診)処方に関しては、外用、内服薬ともに天然のハーブ等を用います。また、個々人に合わせたライフスタイルにもアドバイスをします。

Q.たとえば、現代人である私達がアーユルヴェーダの教えの通りに、自然の法則通りに暮らしていたならば・・・

A.?夢のような話かもしれませんが、現在の日本で、非常に深刻な原発の問題、世界的にも問題となっている温暖化や異常気象などの環境問題、薬害エイズやC型肝炎などの薬害問題等も、もしかしたら起きていなかったのかもしれません。

もちろん、それらのおかげで今の生活を送る事が出来ていることにも、感謝しなくてはなりません。

30代前半までのこの人生で、3回ほどの開腹手術を受けた私は、現代の発展した科学や技術を無くしては、産まれてすぐにこの世を去り、両親や兄弟達を深く悲しませていたでことでしょう。※
この事については、また機会がありましたら書かせていただきますね。

アーユルヴェーダの哲学は、私たちの存在が、自然や宇宙と一体であることを古代から教えてくれていました。
この全生命・環境にやさしいアーユルヴェーダは、何千年もの長い時間をかけて、師匠から弟子へと受け継がれました。紀元前272年~231年頃のインド皇帝、アショーカ王の時代には、アーユルヴェーダの病院が多数設立され、中東や極東にも師弟達は派遣されました。やがてそれらは、中国、アラビア、ペルシャ、ギリシャにまで到達し、治療の現場で広くアーユルヴェーダの哲学は受け入れられていきました。なんとっっ!猫村2世界で一番最初に帝王切開をした医学も、実はアーユルヴェーダで、西洋医学の発展に大きな影響を与えたのがギリシャ医学と言われる由縁でもあります。

イギリスの統治下にあったインドインドでは、その当時、富裕層が好んで自身の子供たちに西洋医学を学ばせた影響もあり、一時はアーユルヴェーダの文化が衰退した時代があります。しかし、インドが独立国家となった後は、アーユルヴェーダを西洋医学と同等に扱うような法律が作られ、再びアーユルヴェーダは復活したのでした。

変わってスリランカスリランカでは統治の影響を受けることなく、アーユルヴェーダの文化は独自に発展し、現在に至っては日本の厚生省のように『アーユルヴェーダ省』なる機関が存在します。いずれのお国も、紅茶好きでもある私には、たまらなく魅力的な、憧れの地でもあります。
以前こちらも購入しましたkonatu

私が『猫村2本場のアーユルヴェーダを知りたい』と、修行の旅貯金を試みていた頃、インドとスリランカのどちらに行くべきかを大変悩ませられました。決めかねて、『両方見るに越したことはない』と考え始めた頃、周りの方々に、『まずは、どちらか1つにしよう?!』と諭されたものです。現実的な資金の問題もありサイフ待ちきれずに『猫村1まずは発祥の地インドたいがいの事柄の基本は、多分インドなのさ私の思い込みです』と、インドインドを訪れることに・・・
おまけ:ところが猫村2!インドに発つ約1か月程前から原因不明の微熱が続き、病院を転々とするもはっきりとした診断がなく、数種類の抗生物質やニンニク注射の効果もむなしく、出発前日には38度以上の発熱に襲われました。行くのを辞めるべきではないか?という考えがよぎりました。私の家族も、『女一人でインドに行くのに・・・』と本当に心配そうにしておりました。しかし、『これはもしや?西洋医学でどうにもならない症状を、いかにアーユルヴェーダの威力で改善されるかを実験するには良い題材?むしろ行っちゃう?』という結論に至り、無事?憧れのアーユルヴェーダの本場、南インドのケララ州に発つことになったのでした・・・

『このお方に、根性を試された??』
ブラフマー
こちらの画像はケイコのお気に入りショップ『ティラキタ』様から再び拝借いたしました
ぶらふまあ:『神は存在するのじゃ・・・
『しかし都合の悪い事を何でも神のせいにするではない

つづく・・・
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