年末の浄 | 熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師Ryo
【ホットヨガ】
STYLISH YOGA ROOM Padma
【yoga】
SAHAJI

目指していたのはメイクアップアーティスト。
外側を磨くことから内面を磨くことに変わり
女性のため、新しい命のために
指導するヨガの講師となりました。

毎年恒例の禊。

ヨガの先生となって11年
年末は仕事で使うものを清めます。

ヨガマットをはじめ
ティンシャやクリスタル
ガネーシャ・・・

スタジオも清めます。
ホットヨガスタジオなので業務用の加湿器
シャワールームやトイレの水回り。

生徒さんたちが使うヨガマット。
そして
一番大事なのが

グラウディングする大地。
そう。
床。

生徒さんたちが
汗だくで346日踏み続ける床
邪念や疲れ、負のものを吐き出して置いていくこの空間

1年分の負を洗い流したい。
そんな気持ちから毎年年末に一人黙々と
床のワックスを剥ぎ
新しいワックスをかける作業をします。

剥離には時間と体力が必要で
私の場合
1レーンが2時間ほどかかってしまって
11レーンあるので
簡単に考えると2日間。 

と思いたいですが
手首と腕、膝が痛み出すので
なかなか思うように進まないんですよね・・・

今年はあったかいので割と楽になりそうです。

1年を通して
たくさんの生徒さんが汚れた汗を流し
ポタポタと落としていくわけで
めちゃくちゃ真っ黒になります。

いつからか
この汚れを黙々と一人で剥ぐ作業に没頭するようになりました。

子供が生まれてからは
預けてまで・・・
去年は父と弟が
私の腕が動かなくなってしまったので手伝ってくれましたが

やっぱり今年も一人黙々と始めてしまいます。

ヨガ納めの終わったスタジオで
ただ黙々と汚れを落とす作業。

これもまたヨガ。

そんな気がします。
地味な作業で
過酷な作業なのですが
私にとって、大切な生徒さんたちを受け入れる場所であるこの空間を
何より大事にしなければならない。
そんな気持ちを込めて洗うんです。

一年を振り返り
いろんな生徒さんを思います。
このスタジオであったいろんなことを考えます。
サポートしてくれるたくさんのスタッフのことを考えたり
巣立っていった元スタッフの安否を想像したり

大事な場所に
大切な人たちを迎え入れるために
私ができることをやろう。

これからも続けたいけれど
やはり年が・・・
指と腕が動かなくなる時間が来るのが早い・・・

2レーン4時間で
すでに右手が腱鞘炎の再発・・・
ちょっと考えもの。

でも、大晦日と元旦。
できる範囲で進めていこう。

気持ちよく2020年のヨガ始めをしたいから。

今年もよく頑張ったなー。
自分を褒めてあげたいけど
それは
スタジオの床の浄が終わってからかな。